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「うなぎパイ」のメーカーが提供するアイスがすごかった。専門家が実食レビュー

暮らし

 大人気の定番土産「うなぎパイ」を製造する「春華堂」。同社の数か所ある施設では魅力的なアイスクリームメニューを提供している。まずは2021年4月12日(月)にグランドオープンしたばかりの春華堂本社複合施設「SWEETS BANK」で食べられる商品をアイスクリーム評論家の著者がレビューする。

春華堂

春華堂本社複合施設「SWEETS BANK」

 構想7年、紆余曲折を経て、ようやく完成した複合施設だ。巨大なテーブルと椅子。まるで自分が小人になったかのような気分になる。不思議の国のアリスのような世界観。家族団欒をモチーフにして、このカタチになったのだそうだ。

職人が焼き上げた食パンを使う贅沢スイーツ

春華堂

 この建物に併設されているカフェ&ベーカリー「TORA to FUSEN(とらとふうせん)」では、パン職人が毎日焼き上げたオリジナル食パン「とらんだの黄色い山型ブリオッシュ」を使ったスイーツメニューを提供している。

春華堂

「キャラメルいちご」(550円)

春華堂

「チョコレートばなな」(550円)

 ここでアイスクリームメニューを発見! ミニチュアブリオッシュにジェラートを挟んだ「フルーツジェラートサンドイッチ」(各550円)だ。ふんわりとやわらかいパンに冷た~いジェラートとフルーツなどの素材を組み合わせた贅沢な味わい。

 トーストメニューを中心にスイーツも盛りだくさん。コーヒー、抹茶、スムージーをはじめ、ホームメイドソーダやクラフトビールまでドリンクメニューも充実。家族で行っても楽しめる場所だ。

「うなぎパイ」を使ったスイーツが!

春華堂

うなぎパイ ファクトリー

春華堂

うなぎパイとアイスクリームを目の前でブレンドする“出来立てソフトクリーム”が食べられる。

 次に向かったのは、「うなぎパイ ファクトリー」。ここでは、うなぎパイの工場見学をはじめ、うなぎパイを使ったスイーツが味わえるカフェや、土産グッズが並ぶ売店も併設されている。

春華堂

うなくん号 ~ドリームファクトリー~

 施設内に併設された移動カフェ「うなくん号 ~ドリームファクトリー~」。時々イベントなどで遠征することもあるそうだ。移動車の先頭で自転車に乗っているのが春華堂のオリジナルキャラクター「うなくん」。浜松出身のいたずら好きで8月1日(パイの日)生まれ。今回のお目当て、目玉商品である「うなぎパイジェラート~空かける虹色スイーツ~」(500円)がここで食べられる。

春華堂

「うなぎパイジェラート~空かける虹色スイーツ~」(500円)

 サクサクのクラッシュしたうなぎパイと自家製ジェラートの組合せ。うなぎパイをトッピングに1/2本、ジェラートの中に1.5本を使用。計2本のうなぎパイを贅沢に使ったジェラートだ。50円プラスするとナッツ入りバージョンも楽しめる。工場施設にあるため、鮮度の高い? 出来立てサクサクのうなぎパイを使い目の前でジェラートとブレンドしてつくってくれるのだから、おいしくないわけがない。

春華堂

「うなぎパイジェラート ~静岡県産紅ほっぺのミルク仕立て~」(600円)

 そのほか、静岡産紅ほっぺを使った「うなぎパイジェラート ~静岡県産紅ほっぺのミルク仕立て~」(600円)や、”真夜中のお菓子”こと春華堂の最高級パイ「うなぎパイV.S.O.P.」を使った「うなぎパイジェラート~空かける虹色スイーツ~V.S.O.P.」(600円)なども提供している。

春華堂

うなぎパイトラック

 施設内にある全長6mの「巨大うなぎパイ」の模型を搭載した「うなぎパイトラック」の見学&記念撮影もおすすめだ。

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