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アパートで水道管が破裂して…1人暮らしの28歳男子を襲った悲劇

コラム

 一軒家と集合住宅、どちらも避けて通れないのが経年劣化。特に冬場の最低気温が氷点下を下回る地方の場合、古い建物だと水道管の破裂による水漏れを起こすリスクも高いと言われています。

水道管

帰宅直後の自宅を襲った悲劇

 老人福祉施設に勤める上田昭人さん(仮名・24歳)が暮らすのは、北海道。2021年1月下旬の某日、仕事を終えてアパートに帰宅すると、部屋の床が水浸しになっていることに気づきます。

「その日は夜勤明けで疲れていたのでシャワーを浴びずにそのままベッドに潜ろうと思ったんです。けど、部屋に入るとビチョっていう音が聞こえる同時に足の裏が濡れる感触がありました。しかも、それがものすごく冷たい(苦笑)。慌てて部屋の電気を点けると天井の一部からは水が滴り続け、その下の部分を中心に水たまりができていました」

 眠気は一瞬で吹っ飛んでしまい、誰もいない部屋で思わず「勘弁してくれよ~」とつぶやいたとか。でも、部屋の状況などから水道管破裂による水漏れであることは一目でわかったそうです。

上の階の住人は不測の事態で動揺

水道管破裂

「一応、北海道民ですから。実際に被害に遭ったのはこれが初めてですけど、地元局のニュースや情報番組では毎年そういう特集をテレビで放送していますし、人並みの知識は持ち合わせていました

 気づいた時点も水が漏れ続けていたので被害を拡大を防ぐため、急いで上の階の部屋に向かい事情を説明。たまたま日曜日だったので相手も在宅中で、すぐに水道の元栓を締めてもらい、水漏れを止めることはできましたがここからが大変です。

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