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「ポジポジ病」患者ってどんな人?FX業界ウラ用語

コラム

 FXとは「Foreign Exchange」の略称。ドルやユーロなどの外貨を売り買いし、その差額で利益を得る金融商品です。

 何となく聞いたことはあるけど、意味は説明できない。今さらちょっと聞きづらい。そんなFXの業界用語を見ていきましょう!

Q.「ポジポジ病」ってどういう意味?

「俺、最近ポジポジ病でさぁ」

「そんな感じに見えないですよ!」

 なんの病気か分からないけど、励ましておこう!

pojipoji

A.常にFX取引をしていないと気が済まない状態

 FXで取引を行うことを「ポジンションを持つ」「ポジションを取る」といいます。

 例えば、1ドルが120円のときにドルを買うと、それが「ポジション」。そこから価格が上がれば儲かりますし、下がればその分損をします。

 不必要に「ポジション」をたくさん持ち過ぎてしまうことを「ポジポジ病」と呼びます。理由はさまざまで、初心者が不安になって闇雲に「ポジション」を持ったり、中毒のようになって「ポジション」を持っていないと寂しくなってしまったり。

 FXは週末以外は24時間取引が可能なので、常に売り買いをすることができます。「ポジション」をたくさん持つと、利益を得る機会が増えるような気がしますが、それは錯覚。

 現実には、同時に損をする機会も増やしているのです。冷静さを欠いた状態はFXでは非常に危険です。時には取引から離れて頭を休めることも大切なのです。

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