レストランで「太郎」と聞こえてきたらヤバい!? 飲食業の業界ウラ用語
ビジネスで新しい業界に関わるとき、戸惑ってしまうのが業界用語。
これって聞き返してもいいの? それとも常識? 迷っている間に会話が進み、結局分からなかった……なんてことにならないために、よく使われる業界用語をチェックしましょう!
飲食業界でも、さまざまな用語・隠語が飛び交っています。
Q.「太郎」ってどういう意味?
飲食店の従業員たちの会話です。
「さっき、お店のトイレに太郎が出たよ。お客様には絶対に見られないように処理してね」
「はい、太郎さんですね!」
太郎さんって誰? お化けは花子さんだよなあ……。
A.「ゴキブリ」
飲食店では、ゴキブリについてお客様にバレないよう隠語を使うのが一般的です。
太郎、花子、ヤツ、ガングロなど、お店によってゴキブリの呼び方はバラエティに富んでいます。
どれだけ料理が美味しく、内装がおしゃれなお店でも、ゴキブリがたくさんいるようでは、お客様はもちろんスタッフも逃げてしまいます。
飲食店ではゴキブリとの戦いは付きものです。飲食店が複数入っているビルなどでは、隣のお店が大量発生させていたゴキブリをもらってしまうという悲劇も。
食材の保管方法や、廃棄物を処理するまでの管理をどうするか? 害虫駆除にどの程度のコストをかけるか? 完璧に対策をしていても、なぜかいるのがゴキブリ。
店内で発見したゴキブリをいかに素早く静かに処理するかも、飲食業界の重要なスキルのひとつなのです。
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