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ブームの「あんバターサンド」が至福…!自作するなら5つのコツを

暮らし

コツ③ バターは加塩が無難、あえて無塩なら…

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 あんこに合わせるバターですが、あんこが甘いので、バターは少々塩気を感じる「有塩タイプ」がバランス整います。パン屋さんではあえて食塩不使用(無塩)を使っているところもありますが、それはパンの塩気を想定しているから。

 バターよりもリーズナブルなマーガリンだとまったく別世界になってしまいますから、バターをしっかりチョイスしてください。また、こだわる人は、海外製の“発酵バター”がオススメ。風味が格段にアップします(成城石井やカルディなどで購入可能)。

コツ④ バターが上か? 下か?

 バターの位置は食べやすさ重視なら下。ビジュアル重視なら上。

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 最大のポイントは、バターの位置。最近話題の商品を見ていると、バターが上になっていることが多く、なんともそそられるビジュアルです。でもこれ、実際に食べてみると、口の中の上側にバター(脂肪分)がくっついてしまうことがあって、なんとも微妙に感じてしまうことがあるんです。

 なので、私のオススメはあんこが上! もちろん好みは人それぞれですし、どちらが上になるかで味わいや口溶けがまったく違いますから、両方試してみるのも悪くはありません。

コツ⑤ アレンジは、バナナとほうじ茶パウダー

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「お~いお茶 さらさらほうじ茶 40g」/税込487円(Amazon価格)

 ちょっとアレンジを加えたい場合、バナナとほうじ茶がオススメです。バナナをスライスして挟むだけでトロピカルで華やかな甘さが加わり、コーヒー紅茶との相性もグーンと広がります。

 ほうじ茶はパウダータイプをパラパラとふりかけてみて。芳しい和風感をしみじみ堪能でき、あんことほうじ茶のマリアージュが病みつきになること間違いありません。

 さあ、これらのコツがマスターできれば、あとはパンに挟むだけ。気軽に楽しみながら作ってみてくださいね!

<文・写真/食文化研究家 スギアカツキ>

食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。世界中の健やかな食文化を追求。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)が好評発売中。Twitterは@sugiakatsuki12

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