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次世代Macは年内発売? 現行モデルは“買いか、待ちか”をズバリ検証

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 10月14日の発表会では情報解禁のなかった次世代Macだが、当初は今秋到来との予想が有力であり、年内に発売される可能性は十分残されている。

Mac

画像はイメージです(以下同じ)

Macデスクトップの「買い時」を探る

 Appleが近く新型CPUを搭載するMacを発売する見込みであることは、以前の記事「アップルで“脱インテル”加速か。Macの次期モデルを予測」で紹介した。また、Macノートの買い替えのタイミングについても別の記事「新型MacBook、発表前に買うべきか? 現行モデルAirとProを検証」にまとめている。

 今回はこれらに引き続き、「Appleシリコン」登場前夜のMacデスクトップが「買い時」と言えるのかどうか、モデルごとにチェックしていきたい。

 なお本稿では「iMac」「Mac mini」「Mac Pro/iMac Pro」の順で各モデルを紹介していく。市場におけるiMac Proの存在感は、iMacよりもむしろMac Proに近く、Mac Proと同様に考えるのが妥当なはずだ。

SSDが標準搭載になったiMac

SSD

 iMacは、上位機種の27インチモデルが8月に刷新されたばかり。第10世代のIntel Coreプロセッサが標準となり、全体的に性能が向上した。こちらは“最後のIntel Mac”を飾るにふさわしい高級機になっている。

 注目すべき変化がストレージである。過去のiMacでは大容量のHDD(1TB〜)を標準としていたが、2020年モデルからは高速なSSD(256GB〜)が標準となった。SSDのストレージ容量はHDDに劣る。単純に容量だけで比較すると、「最新のiMacよりも10年前のiMacのほうが大容量」というあべこべな状態になってしまっている。

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