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腹筋ビギナーに告ぐ。これで解決、腹割りトレーニング

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 かっこいいタイトなスーツを着ても、ジャケットを脱ぐとお腹の肉がベルトに上に乗ってしまっている人も多いのではないでしょうか。

トレーニング

※イメージです

 前回の記事でお腹を引き締めるため、腹圧トレーニングの重要性とおすすめエクササイズを紹介しました。今回はお腹をしっかり割って、シックスパックを目指すべくアブトレーニングをご紹介します。

割れている筋肉は「肋骨から骨盤」

 みなさんが呼んでいる「割れている腹筋」とは、腹直筋という筋肉を指していて、場所はお腹の正面です。肋骨の終わりから直下し、骨盤の中間地点にあたる恥骨に向かってついています。

 この筋肉は他と特徴が異なり、筋肉の中心に一定間隔で腱(本来ならば筋肉と骨の境目にあるもの、ふくらはぎの筋肉がかかとの付着部に向かってアキレス腱になっていくものが有名)が存在します。

 筋肉が鍛えられることで筋肉線維と腱線維のメリハリがつき、これにより体表から見ると「筋肉が割れている」ようにみえるのです。腹筋を破りたいのであれば、この筋肉に刺激が入るように動かす必要があります。

腹筋運動を助ける腹斜筋の重要性

腹筋

 実際に腹筋を割るのは腹直筋でしたが、腹筋運動のトレーニングをする際にそのサポートをしてくれる筋肉がいます。それが腹斜筋です。これはお腹の側面についている筋肉ですが、単体で働く場合身体を側方に倒したり、捻ったりする筋肉です。

 しかし、左右の腹斜筋が同時に働くと、背中を丸めて仰向けから起き上がる、まさに腹筋運動動作になります。メインは腹直筋が働くわけですが、それと一緒に腹斜筋が働くと、起き上がりの角度が増し、腹筋運動の効果が高まるため、腹直筋を鍛えるのに、とても重要な筋肉なのです。

 実際に腹斜筋が弱すぎて起き上がり動作ができない人が多く、お腹を割りたいけど腹筋が弱すぎてトレーニングができないと言う方の原因の大半は腹斜筋の弱さにあります。

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