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夏場のエアコン、コロナ対策の換気はできる?ダイキン工業に聞く

 夏場になると節電や効率的な冷やし方など、「正しいエアコンの使い方」に注目が集まる。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、エアコンの使用時の「室内の換気」を気にする人も多いだろう。

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ダイキン工業株式会社の広報・重政周之さん

 事実、空調機の世界トップメーカーのダイキン工業株式会社には例年以上に換気ついての問い合わせが寄せられているという。同社の広報である重政周之さんへの全3回のインタビュー。1回目は「お得な使い方」、2回目は「ベストな空間の作り方」を聞いたが、最後となる今回は新型コロナウイルス対策のためにも適切でお得に換気する方法を聞いた。

コロナで換気を意識する人が急増

 2020年3月末から、一般消費者からダイキン工業の窓口に換気に関する問い合わせが急増。その数は例年の3倍近くで、急遽、正しい換気方法を説明するWEBサイトを開設するなどの対応を迫られるほどだという。

「いわゆる三密の状況のひとつである『密閉空間』を避けるための方法として厚生労働省が換気を推奨したことに加え、テレワーク増加に伴って、仕事する自室の空気の『空気質』を気にする人が増えたのだと思います」

 実際、新型コロナウイルスの家庭内感染は7月以降、かなりの件数が報告されている。感染者数が再び増加傾向に転じた今、夏場を乗り切るための正しい換気方法はマストな知識だといえるだろう。

エアコン、空気清浄機使用時の注意点

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※画像はイメージです(以下同じ)

 重政さんによると、問い合わせのなかで多かったのが「エアコンや空気清浄機で換気は十分か」という質問だったという。一部例外はあるが、通常のエアコンや空気清浄機では換気はできないので、基本的には窓の開閉や換気扇を使う必要がある。

「まずチェックしていただきたいのが、『24時間換気システム』の有無です。2003年以降に建てられた戸建てやマンションであれば設置されており、起動すると2時間で室内の空気を丸々入れ換えられる機能なのですが、意外と気付いていない方が多いのです」

 24時間換気システムにもいくつか種類があるが、まずは壁や天井にある吸気口や換気口を家具で塞いでないか、蓋を閉じていないかを確認することが第一歩だ。

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