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仕事が怖い…そう思ったら、上司に聞くべき「たった1つの質問」

学び

得られる3つのメリット

 しかし、これをすることで、下記のようなメリットがあります。

・「あの人、自分のことをどう思っているのかな」とビクビクしなくなる
・自分でも見えていなかった改善ポイントが明確になる
・「積極的にフィードバックを求めてくる積極的な人材」として認知される

 ぼく自身、これを常に意識して仕事をしています。上司との個別ミーティングや、部下との日々の会話でも、「何か改善ポイントはありませんか」「前回指摘いただいた点について、改善がみられると思いますか」と定期的に問いかけます。

 そうすることで、自身の評価が見える化され、かつ人の評価を推測し、消耗することもなくなりました。

「我が道を行く」の末路

ビジネス

 逆に、他の人からフィードバックを受けようとする姿勢がなく、「我が道を行く」でずっと仕事をしてきている人もいます。ぼくの周りにも、そんな感じで20年ほど過ごしてしまったように見受けられる方がいますが、残念ながら仕事はまったくうまくいっていません。

 仕事もどんどん減らされてしまい、しかし自分のプライドの高さゆえに「戦力になっていない」ということを認めることができず、非常に扱いづらい存在になってしまっています。

「おれはだれの指図も受けない!」と突っ張るのもいいですが、誰にでも欠点や改善ポイントはあるものです。突っ張り続けるよりも、「悪いところがあったら教えてください」と周りの人に謙虚に聞き、改善していくほうが仕事はラクになるものなのです。

「自ら積極的にフィードバックを求める」、よければぜひ実践してみてくださいね。

<TEXT/Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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