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テレワークで「仕事サボっている」と上司に思わせない2つのコツ

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連載・現役コンサルタントのシンプル仕事術

 こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「スムーズにテレワークをするための2つのコツ」です。

テレワーク

※画像はイメージです(以下、同じ)

 新型コロナウイルスの影響もあり、テレワークを実施する企業が一気に増えました。しかし、テレワークは意外とやっかいで、通常よりもさらにコミュニケーションに気を付ける必要があります。

 ここに無頓着だと、ちゃんと仕事をしていても、上司からは「いったい彼は何をやっていたんだ」と思われてしまいかねません。ぼくは現在、管理職としてテレワークをしているメンバーと一緒に働いています。その経験から、「テレワークにおけるコミュニケーション術」を紹介していければと思っています。

コツ① 朝イチプランと業後日報は欠かさない

 テレワークは、「その場にいない」というのが通常業務と比べた大きな違いになります。

 普段なら、あえて上司にいろいろと報告しなくても、ある程度はやっていることが伝わります。しかし、テレワークの場合はそうはいきません。その場にいないことにより、上司はあなたが何をやっているか基本的に把握できないのです。その結果、「あいつは何をやっているんだ」と思われてしまうリスクが高まります。

 このような状況を避けるためにおすすめしたいのは、「朝イチプランと業後日報」です。朝イチプランとは、「本日はこれらの業務を実施します」と上司に宣言すること。業後日報とは「本日はここまで実施しました」と上司に仕事結果を報告することです。

 そんなに難しいフォーマットを用意する必要はなく、単なる箇条書きでも十分です。そこで認識のズレがあれば、上司は「いや、これをまずやってほしいな」「これはやる必要ないよ」と事前にアドバイスをすることができます。コミュニケーションロスを防いで上司との関係を良好にするだけではなく、無駄な作業を排除することにもなるのです。

 ちなみに、通常時でも、少なくとも業後日報はやるべきだと考えています。そうすることで、一日の生産性を高めることに意識が向かい、「だらだらとミーティングをやる」「アウトプットを意識しないリサーチをする」などが起こりづらくなるのです。

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