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ジムは週何回通うべき? 挫折しないための3つのポイント

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② 狙って鍛えるべき筋肉は「大筋群」

 実際にジムでワークアウトするには狙うべき筋肉があります。それが「大筋群」です。

 大筋群とは身体の中でも比較的大きい面積の筋肉を指します。面積の大きい筋肉を鍛えることで、その分だけ代謝量を増やす事ができますし、大筋群は体表についていることが多いため、鍛えると、身体のフォルムも整えられます。

 具体的に大筋群と呼ばれるのは、

・お尻の筋肉(大臀筋)
・ももの筋肉(前:大腿四頭筋/後ろ:ハムストリングス)
・胸の筋肉(大胸筋)
・背中の筋肉(広背筋)

 です。これらの筋肉を使うマシーントレーニングやフリーウエイトトレーニングをはじめに狙っていくことは、代謝が重要なダイエットでも身体のフォルムを整えるボディメイクにも重要になります。

③ 有酸素運動とうまく付き合う

ランニング

 トレーニングジムの大半には有酸素運動マシンがあると思います。ダイエットなどの「やせる」というものにはダラダラと汗をかきながら運動する有酸素運動が必要に思ってしまいがちですが、筋肉をつけたい時には必ずしも正しいわけではありません。

 有酸素運度は低負荷を持続すれば脂肪燃焼になりますが、元々の代謝量が少なければ脂肪燃焼量は減ります。栄養状態によっては有酸素運動をするためのエネルギーが不足すると、筋肉を分解して、エネルギーを補填するように身体がシステムされています。

 せっかくたくさんの時間と労力をかけて重りを持ち上げたのに、有酸素運動をすることで、筋力トレーニングの効果を全て帳消しにしてしまう事もあります。

 有酸素運動をする際には必ずメニューの最後に行うようにするべきでしょう。また、筋肉量を上げて体脂肪を落としたい際には筋肉の代謝量と食事のコントロールだけでも効果を出せるため、無理に有酸素運動をする必要はありません。

 有酸素運動とはうまく付き合うようにしましょう。

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 以上がスポーツジムに通い始める初心者の方、不慣れな方へオススメする3つのポイントでした。闇雲に勢いで始めても効果が出づらいのがトレーニングです。作戦をしっかり立てて目標に近づけるよう頑張ってください。

柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中

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