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仕事がツラいのは「自分のために働く」と考えているから

学び

 こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「“お客様のためになる”と決めると仕事がすごくラクになる」です。

仕事

※画像はイメージです(以下、同じ)

「仕事はなんのためにやるものなのか?」と真正面から聞かれたら、あなたは何と答えるでしょうか。

 ぼくは「お客様がやりたいことを実現するため、もしくは抱えている課題を解決するためにやるものです」と答えます。しかし、この答えに至るまでは紆余曲折がありました。

「仕事=自分のため」としか捉えられなかった

 コンサルタントとして新卒入社したとき、ぼくは仕事に燃えていました。「なんとしても周りの人たちに“優秀だ”と認めてもらうんだ」「誰よりも早く出世して、キラキラキャリアを築くんだ」と鼻息荒く考えていました。

 しかし、そううまくは運びませんでした。もちろん周りが優秀であることは理解していたので、一生懸命勉強し、残業もたくさんこなしたのですが、一向に周りから評価される気配はない。結果も出せず、ふさぎ込む日々が続きました。

 そんなぼくとは対照的に、周りの同期たちはすぐにプロジェクトにキャッチアップし、お客さんやマネージャーから評価され、楽しそうに仕事をしていました。

 焦ったぼくは、より一生懸命仕事や勉強に取り組むのですが、それでもうまくいかない。いろんなビジネス書を読み漁って「よし、もっと頑張ろう」と思うものの、実際の仕事には生きてこない。そんな毎日を送っていました。

「お客様のためになる」と決めると仕事がラクに

握手

 そこからぼくはなんとか抜け出して、今はコンサルティングファームの管理職として楽しく仕事をしているのですが、今と新人時代の違いを一言で表すと「仕事の目的の捉え方」です。

 昔は「成長したい」「周りから認められたい」「キラキラキャリアを得たい」と、仕事の目的が自分ベクトルでした。現在は、それとは対照的です。お客さんの課題解決や、ゴール達成のサポートが自分の仕事だと考えています。

「そんなのきれいごとじゃないか」と思われるのもわかります。しかし、実は仕事の目的を「お客さんのため」と設定したほうが、最終的に自分のためにもなるのです。

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