bizSPA!フレッシュ

海外旅行で「現金」がないと困る3場面。クレカ頼みはまだ難しいわけ

コラム

 こんにちは、旅ブロガーのまりです。みなさん、海外旅行での外貨両替はどうしていますか?

海外の紙幣と虫眼鏡

※画像はイメージです(以下、同じ)

 もちろん例外のある国もありますが、レートや利息を含めて一般的にお得な順は以下の通りです。

 クレジットカードで決済>クレジットカードを使ってATMでキャッシング>現地で両替>日本で両替

 私は、クレジットカード(以下、クレカ)会社で働いていたので、クレカを使うメリットをよく知っていますが、一般的にはまだ知らない人も多いので、ぜひ覚えておいてくださいね!

地域や国によって現金が必要な場所は違う

 とはいえ、海外旅行全てにおいて、クレカだけで支払いを済ませることはまだまだ難しいのが現状です。60か国以上旅してきましたが、クレカだけで過ごせたのは今のところ、キャッシュレス先進国のデンマークとスウェーデンだけでした。

 今回は海外旅行のどのような場面で現金が必要になるのか、実体験を交えて、詳しく解説していきたいと思います。先ほどお伝えしたように、地域によってクレカの普及にはかなり差があります。

 北欧を中心としたヨーロッパでは、クレカしか使えない場所もあるほど、キャッシュレス化に力を入れているので、観光客が立ち寄るような場所はほとんどクレカが使えると思います。

本来ならクレカ決済できるサービスでも…

バス

 アメリカ、北・西ヨーロッパで現金が使えない場所は一人でやっているような小売店や蚤の市などがあります。また、実際は使えるのに、少額だと面倒なので断られるケースもあるので、私も少額(5000円くらい)だけATMで下ろして、観光しています。

 一方、先月行ってきたベトナム・ダナン。東南アジア最大のタクシー配車サービス「Grab」では、本来ならクレカ決済ができるはずですが、カード決済ができたのは1台だけで、残りの6台はすべて現金支払いしか受け付けていませんでした。

 GrabやUberなどの配車アプリは、事前に登録したクレカで決済できるため、ドライバーと料金のやり取りがいらないことが、大きなメリットなのに現金支払いしか受け付けておらず戸惑いました。

 どこの地域に行くかによって、クレカの浸透率にかなり差があるので、必ずガイドブックなどで事前に確認して、必要な金額だけ用意するようにしてください。

おすすめ記事