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20代さとり世代の両極端な恋愛観。オクテとチャラ男、どっちが危ういか?

本気で恋をした相手は「パパ活」大好き女子

 しかし、前のめりすぎるBさんの姿勢は、徐々に女性から敬遠されるように。そのうち怪しい男性専門の恋愛塾に入塾して、ナンパの方法を学び、ますますヤバい雰囲気に。

「自分を変えたい」が口ぐせのBくん。でもいくらナンパ術を学んでも本命の彼女を見つけることができません。

「ギラギラしているのがいけないんでしょう。私も本人に注意したのですが、付け焼き刃の女性経験のせいで、気をつけてもうっかりギラギラがにじみ出てしまうんでしょう」(岡村さん)

 そんなBくんに、やっと本命候補の女性が現れました。お相手は、ナンパで知り合ったCさん(23歳)。しかし、最初のデートで「私、パパ活中だから、あなたと付き合うにしてもセカンドだよ」と言われたそうです。

 Cさんのパパ活の相手は、50代の弁護士事務所代表。高収入でダンディー、ファッションセンスも抜群ですが、Bさんは写真を見るなり「なんで、こんなジジイと?」と、つい口が滑ってしまったそうです。

ヒートアップする「ナンパ熱」に周囲も呆れ顔

さとり恋愛白書02

「つい本当のことを言ってしまい、思い切りビンタされてフラれたそうです(笑)。ただ、これが反動となって、Bくんはさらにヒートアップ。フリーランスという立場を生かして、昼間から出会い系にアクセスし、女性に片っ端にメールします。デートの約束が取れると、『アポ取り完了」と電子手帳にチェック。また、恋愛塾の塾長と週末になると六本木に繰り出し、女の子たちに声をかけまくってナンパをしてはホテルへ連れ込んでいたそうです」

 仕事とナンパで、いつも睡眠不足だったBさん。目は充血し、さらにギラギラするようになりました。職場の女性たちの「怖い」「キモイ」という声も届いていないよう。

「最初は居場所を見つけたいという目的でナンパしただけのBくんですが、通っているナンパ塾が最近、どうやら怪しいビジネスに巻き込まれてしまっているそうです。塾長が起業して、自己啓発セミナー事業に手を出し始めたとか。あるとき、Bくんに『何円くらいナンパ塾につぎ込んでいるんだ?』と聞きましたがはぐらかして教えてくれません」

 本人は真剣かもしれませんが、そんなBくんの姿は今にも壊れそうな難破船に乗っているよう。今回紹介した2人に共通して言えるのは何事も極端になるのはよくないということ。みなさんも恋愛はほどほどに楽しんでください。

恋愛さとり世代の[トリセツ]

<取材・文/夏目かをる イラスト/小池祐子(@ikeko322)>

コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。『週刊朝日』『日刊ゲンダイ』「DANRO」「現代ビジネス」などで執筆。Twitterは@kaworummoonrive