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「上司とウマが合わない」と悩む人が心に留めておきたい“上司の捉え方”

学び

上司は「活用するリソース」と捉える

 仕事で成果を出せる人は、上司を「指示をくれる人」とは考えません。自分の仕事は自分で完成させるものであり、上司から手取り足取り指示をもらいながら進めるものではない、ということを理解しているのです。

 しかしながら、自分一人の力や知識では限界がありますよね。そういうときに、上司を“活用”するのが正しいやり方なのです。

・提案書をいったん書き上げたが、よりクオリティを高めるために上司からレビューをもらう
・新しい種類の仕事をする際に、とるべきアクションについて上司とディスカッションする

主体的に上司と関わり、仕事のクオリティを上げよう

ミーティング

 上司も人間なのでパーフェクトではありませんが、とても優れている領域があったり、ある分野において豊富な知識を持っているでしょう。

 なので、彼らはあなたの仕事のクオリティを上げるために大変有効な「リソース」となります。

「どうすればいいでしょうか」「指示をください」という受け身の姿勢ではなく、「自分の仕事のクオリティを上げるために、どう上司を活用すればいいだろうか」という主体的な姿勢。これを持てるかどうかで、上司との関係の築き方も変わってきますし、仕事のクオリティも上がっていきます。

 上司は「指示をくれる人」ではなく、「活用するリソース」である。ぜひこれを心に留めて仕事をしてみてくださいね。

<TEXT/Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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