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何をやっても続かない人が会得すべき「自己操縦スキル」とは?

学び

連載・現役コンサルタントのシンプル仕事術

 こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「継続するためにぼくが会得したあるスキル」です。

勉強

※画像はイメージです(以下、同じ)

 仕事でも勉強でも、実力をつけるプロセスは決まっています。それは、「領域の選択」→「継続」です。

領域の選択:自分の性質や外部環境を考えた上で、どんなスキルを身に着けるべきか考え、選択すること

継続:決めた領域に対して日々継続的にトレーニングおよび実践を繰り返し、実力をつけること

継続できないと学習性無力感に囚われる

 領域の選択ができたら、あとは継続すれば実力は自然と身につき、それが働きやすさやキャリアの可能性、収入の多寡につながるのですが、多くの人は挫折します。いわゆる「三日坊主」というやつです。

 三日坊主を何回も繰り返すうちに、人は学習性無力感に囚われます。つまり、

「自分は何をやっても続かない」
「何にも才能もないし、努力もできない」
「とりあえず目の前の現実から目を背け、ただ生きていければいいや」

 ……こうなっちゃいます。

 このような精神状態で「領域の選択」→「継続」を繰り返すことはほぼ不可能です。自堕落、ネガティブ、自暴自棄、無気力……そういうループに入ってしまいます。そうならないためにも、ぼくたちは何らかの領域を選択し、継続し、実力をつける必要があるのです。

 ということで、ぼくたちは何としても「継続」をしないといけません。

継続に必要な「自己操縦」のスキル

悩む

 では、継続し続けるために必要なものは何でしょう。一言でいうと、「自己操縦」のスキルです。

 わかりやすく言い換えると、「自分の行動を、自分自身でコントロールする力」になります。「継続」と聞くと、「自分に鞭打って、いくら辛くてもやり切るんだ!」というノリを思い浮かべて、「自分には無理だ……」となってしまう人が多いです。

 あなたもそうなのではないですか? ちなみに、ぼくはこのノリは無理ではありません。“ある程度の期間であれば”耐えられます。しかし、本当に身に着けるには時間がかかるスキル(例えば英語など)に関しては、このノリだけで突き進むことは無理です。途中で挫折します。

 一部の体育会系マインドセットを強く持っている人は、このノリで継続できる人もいます。その人にとっての自己操縦スキルは、自分に鞭打ち、結果を出すまでそれに耐え続けることなのです。

 それはそれで素晴らしいのですが、残念ながら、ほとんどの人には当てはまりません。ぼくにも当てはまりません。あなたは、あなたなりの自己操縦スキルを身につけないといけないのです。

 ちなみに、ぼくの場合はどうしているかというと、下記のギミックを意識的に活用し、自身を操縦しています。

(1)楽しさ
(2)定量化
(3)他者からの反応
(4)ベストプラクティスの習得
(5)将来ベネフィットの想像

 次に、このギミックひとつひとつを「英語学習」を例に詳しく解説していきます。

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