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20代が“ギンギンな街”に住むメリットは?不動産マン「#全宅ツイ」に聞く

 かつては、「収入の3分の1」が目安なんて言われていた家賃。しかし最近は「家賃は収入の2.5割に収めるべし」なる新公式が台頭しています。

 人生において最大の支出となる「住まい」に対して、昇給が期待できない今の20代はどう向き合えばよいか。異端の不動産業界団体としてツイッター上で名を馳せる「全国宅地建物ツイッタラー協会(全宅ツイ)」の会員有志に見解を求めました。

住宅 住宅街

※画像はイメージです

かずお君「魑魅魍魎が跋扈する不動産の世界」

 まずは全宅ツイ会員「かずお君」(@kazuo57)さん(30代)は、

「どうせ魑魅魍魎が跋扈する不動産の世界で、お金のない20代がよい不動産に巡り会えるわけがありません。なので自分の好きなところに住めばいいと思います。掘り出し物を探そうとか、そういう浅ましい心を捨てましょう」

 と、部屋選びの心構えを説きます。そのうえで「まずは希望条件を列挙すべし!」と続けます。

「あなた自身の心と向き合い、本当に住んでみたいお家の条件を書き出しましょう。人によって住まいに求めるものはそれぞれだと思います。

・とにかく設備の整った新築に住みたい
・広い家がいい
・おしゃれな街で暮らしてみたい
・趣味が思いっきりできるお家がいい
・職場の近く

 いろいろ出てきますよね。それらをすべて叶えることは、今のあなたの稼ぎでは不可能です

譲れない条件はひとつに絞る

 手厳しい指摘ですが、だからこそ「譲れない条件をひとつ決めるのが大切」と力説します。

「そのなかから、どうしても譲れないひとつを絞りましょう。それなら今のあなたでも叶えられる。同じ家賃が7万円でも、広い家を望むのであれば、青梅で100㎡の戸建てを借りましょう。

 どうしても渋谷に住みたかったら、シェアハウスに入居しましょう。波乗りが趣味なら、すべてを捨てて九十九里に住み、会社まで2時間掛けて通勤するのです」

 まずは譲れない第一希望を叶える。そこから、第二、第三の条件を叶えるために「仕事に励んで稼ぐのがベター」という20代へのアドバイスです。

お金が全てではないけれど、お金があれば解決することがほとんどですからね。『いい暮らしをしたい』というシンプルな欲望は強烈なモチベーションになりうると思います。頑張ろう、若者諸君!」