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飛行機に寝坊…北海道まで“12時間かけて”帰省した男性のやらかした顛末

コラム

 過去2年はコロナ禍の影響で遠出せずに自宅で寝正月だった人も多い年末年始。しかし、今回の年末年始は、帰省ラッシュ、Uターンラッシュともにコロナ前と変わらない状況に戻りつつあります

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画像はイメージです(以下同じ)

 当然、東京から各地に向かう飛行機はほぼ満席。そのため、もし乗り遅れてしまった場合、次の便で向かうこともできません。

 そんな致命的な失敗をやらかした経験を持つのは、会社員の森嶋直隆さん(仮名・31歳)。2019年の年末、本当は12月28日の午前中の飛行機で東京から実家のある北海道・旭川に帰省する予定でしたが、仕事納めだった前日27日の夜に同僚と飲み歩いてしまいます。

フライトの1時間前に目を覚ます

 都内の自宅マンションに帰宅したのは、日付が変わって28日の午前2時過ぎ。翌日は午前10時35分発のフライトを予約していましたが、目が覚めるとなんと9時半。当時住んでいた吉祥寺から羽田空港までは最低でも1時間以上かかるため、どんなに急いでも間に合わないことは明らかでした。

「スマホのアラームを7時半にセットしてましたが無意識のうちに止めてしまったみたいで……。次の便が空いてないか調べましたが、ほかの航空会社もこの日はすべて満席。空港でのキャンセル待ちも考えましたが、私はマイレージカードの上級会員じゃないので優先順位が低く、空席が自分の番まで回ってくるのは難しい。前の晩に飲みに行った自分が悪いんですけど、どうしてもこの日のうちに旭川に戻らなければならない用事があったので本当に困りました」

急遽陸路で向かうことに

寝坊

 実は、遠距離恋愛中の彼女とデートする約束をしており、しかも会うのは約100日ぶり。それだけにドタキャンするわけにはいかなったといいます。

「でも、そこで閃いたのは新幹線と特急を乗り継いで向かう方法。約束した午後6時の待ち合わせには間に合わなくてもその日のうちに着くのではと思ってYahoo!の路線情報で検索するとビンゴ。今からなら夜10時半過ぎにはなるけど、旭川に着くことがわかり、慌てて身支度をして家を飛び出しました」

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