「セックスが好きなだけ」独身アラサー女子を描いた“異色の漫画”が生まれたワケ<漫画> | bizSPA!フレッシュ

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「セックスが好きなだけ」独身アラサー女子を描いた“異色の漫画”が生まれたワケ<漫画>

「セックス依存症」と聞いて、どんなイメージが思い浮かぶだろうか? 不特定多数の相手と、不倫や浮気など不適切な行為を繰り返す派手な遊び人というイメージを持つ人もなかにはいるかもしれない。

 他人よりちょっと“セックスが好きなだけ”のアラサー独身女子、柏木史恵は、セックスがもたらす相手との噓偽りない関係に憧れ、気心しれた男性たちとの「体の関係」を続けている。しかし、一方で周囲の友達は結婚したり、子育てしたりと「普通の幸せ」を手にしはじめている。

セックスちゃん

「セックスちゃん」

 でも、そもそも「普通」ってなんだ。セックスばかりしている「セックスちゃん」を描いた本作は、BL&百合ファンの多い漫画家のさかもと麻乃氏(作画)、著者累計120万部突破の心理カウンセラー五百田達成氏(原作)、Netflixで配信中の実写ドラマ『今際の国のアリス』の原作者でもある麻生羽呂氏(ネーム原作)という異色のコラボのもと「コミックシーモア」にて配信中だ。

 今回は、原作を担当した心理カウンセラーの五百田氏にインタビューを実施。またインタビューの最後には漫画「セックスちゃん」の一部を特別に公開する。

漫画「セックスちゃん」誕生の経緯

――改めて作品が生まれた経緯を教えてください。

五百田達成(以下、五百田):2017年からフィクションの創作(小説・脚本)に取り組み始めました。そのとき、師とあおいだのが、友人の漫画家・麻生羽呂さんです。

 大変幸運なことに、キャラクターの作り方、ストーリーの展開方法など、イチからみっちりと教えていただきました。そうした中で書き上げたのが、小説「セックスちゃん」です。

 noteなどでの発表から数年経ったタイミングで、麻生さんから「ネームにしてみたい」というお話をいただき、「ぜひ!」とお願いしました。そこから担当編集の五十嵐悠さん、作画のさかもと麻乃さんとの出会いがあり、このたび、漫画「セックスちゃん」として産声を上げることになりました。

「こんなにも面白く描けるのか」と力づけられた小説

セックスちゃん

「セックスちゃん」©五百田達成・麻生羽呂・さかもと麻乃/GIGATOON Studio

――誰か取材をしたり、参考にしたものはありますか?

五百田:小説『コンビニ人間』(村田 沙耶香)です。主人公の抱えた「狂気・非常識」が、社会の「普通・常識」にどのように取り込まれていくのか、あるいは、取り込まれないのか……。そして最後のカタルシス! 不穏で奇抜なテーマを、こんなにも面白く描けるのか、と力づけられました。

――原作を書くにあたって、特定のモデルや参考にした人物はいましたか?

五百田:とくにはいません。これまで出会ってきた人、見聞きしてきたエピソードのすべてが、発想のもとになっています。

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