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眞栄田郷敦22歳が語る、デビュー当時「父親が環境を作ってくれたけど反発も」

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 俳優デビューからわずか3年ながら、現在放送中のドラマ『エルピス-希望、あるいは災い-』を含め、すでに数々の作品で鮮烈な印象的を残している眞栄田郷敦さん(22歳)。橋本環奈さんが主演を務め、山本舞香さん、神尾楓珠さん、醍醐虎汰朗さん、横田真悠さんと、人気若手俳優たちと共演したループ型青春ホラー『カラダ探し』では、スポーツが得意な人気者・高広を演じています。

眞栄田郷敦

眞栄田郷敦さん

 そんな眞栄田さんに、本作の印象や撮影時のエピソードに始まり、役柄通り何でもこなしてしまうように映る一方、思いがけない挫折を味わった過去を直撃。俳優デビュー当時は、「勝手に進められたという反発もあって、正直、最初は嫌でした」と、率直な胸の内を明かしてくれました。

デビューのきっかけを作った映画の監督

――本作の監督である羽住英一郎監督の『OVER DRIVE』の試写会に行った際に、業界関係者から声をかけられたことが、俳優デビューへのきっかけに繋がったそうですね。

眞栄田郷敦(以下、眞栄田):はい。そこでご縁があって。その時は羽住監督とはほとんどお話していないのですが、『カラダ探し』もそうなんですけど、『OVER DRIVE』も日本っぽくないテイストの映画で、とても印象に残っていました。今回、こうして仕事について少しわかってきた時期にご一緒できることになって、めっちゃ気合が入りました。

――ホラー作品初挑戦で、共演も初の方が多いですね。

眞栄田:橋本さんは『午前0時、キスしに来てよ』以来2度目の共演ですが、ほかの方は初めてでした。僕、めっちゃ人見知りなんです。舞香さんがすごくフランクで、「入りなよ」みたいな感じで接してくれるので、すごく助けてもらいましたし、みんな本当に仲良しになりました。

最初は飽きられるかなと不安も

カラダ探し

(C) 2022「カラダ探し」製作委員会

――主人公たちが死を繰り返しながら、解決策を探り、その過程で絆が生まれていくという、ユニークで斬新な設定のホラーです。

眞栄田:展開は違うかもしれないけど、同じ日を繰り返すということで第一印象では、観客が飽きてしまうんじゃないかと思ったんです。でも、映像で観ると、ちょうどいいところで挿入歌が入ってテンションが上がったり、人間模様が変化して青春になっていく感じのバランスも良くて、最初に自分が抱いた印象とは違いました。完成した作品を観たら、すごく良くて。素直に「めっちゃ面白かった~」と思いました。

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