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「最近いつシタの?」地元のスナックで働く29歳女性、セクハラ地獄が待っていた

コラム

しょうもない下ネタのオンパレード

「スナックなので客の年齢層は高いのですが、とにかくみなさん元気です。自分の父親くらいなのに、何時間も飲んでる人もいます。なかには『ホステス』として扱う人もいたりして、セクハラや暴言を吐かれることも少なくないんです

 これまでは、ビューティーアドバイザーとしてお客さんからクレームはあったものの、セクハラなんてされたことはありませんでした。男性からの、ひどい仕打ちに心を痛めているそうです。

「店にはカラオケがあってデュエットを誘われることが多いのですが、ふつうに肩を組んできたり、腰に手を回してきたり……。また、横で飲んでいるときも、『彼氏はいるの?』から始まって、『どんな下着を履いているの?』や『最近いつシタの?』など、下ネタのオンパレード

 店のママも止めに入ってくれるのですが、中には強引にキスしようとしてくる人もいたりして、香川さんの事件を見て自分も他人事ではないと思っていました。生まれ育った土地に、男尊女卑の精神を持っている人が多かったことにショックを受けています

辞めたいけど辞められない

男尊女卑

 ただ、店を辞めて他のバイトを探そうにも、いま以上に稼げるところもなく、嫌々ながら勤務を続けているとか。牧野さん目当ての客も多くなり、同伴やアフターも増えたそうです。

「同伴かアフターは、日給にプラス2000円されるのではじめはおいしいと思っていました。でも、正直嫌なことばかり。特にアフターはお客さんも酔っているし、とにかく体の関係に持ち込もうとする人ばかり

 なかには、『20万で愛人にしてやる』という中小企業の社長や、家まで送ると言ってストーキングするような客も。ママに相談しても、気にすることはないとしかアドバイスをくれませんでした……」

「辞めたいのですが本業の給料も上がる気配がないし、結婚するまでは続けないといけないかも」と嘆く牧野さん。地方にはまだ、水商売の現場に香川さんのような男尊女卑の考えを持った客も多いようです。

特集・男尊女卑にびっくりした話

<TEXT/高橋マナブ イラスト/カツオ(@TAMATAMA_GOLDEN)>

1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている

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