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TOEIC700点台から「英語で仕事ができる」までの最短ルート。社会人の学び直しにも

学び

相対的に日本の存在感が減少している今

ブラック企業

 若手の社会人の方は、怖くてもぜひ自分から海外系の案件に手を上げてみることをおすすめします。できれば、1年以上の長期で海外に滞在できるようなお仕事がいいですね。日本って暮らしやすい国ですし、わざわざ手を上げて海外に行きたい!という人材は多くないハズ。

 そんななか、「行きたいです!」と前向きに目を輝かせて頼んでくる若手がいたら、英語力が少々足りなくても「いいね、行ってきな!」と言ってくれる上司は少なくない気がします。そんな海外案件、自分の会社はそもそも無縁という方は、そのような仕事を自分で作り出すか、それも難しければある程度英語力をつけたのちに英語が使えるポジションがある会社に転職することをオススメします。

 今から約25年後、2048年には日本の人口は1億人を割ると予想されています。2048年の世界の人口の予想は、約96億人です。相対的に日本の存在感が減じていくことが確実である現在、英語でのコミュニケーションの重要性はさらに増しており、ハードルが高くとも早めにトレーニングできる環境に飛び込むべきだとぼくは思います。

 最初はマジできついですが、そのキツさを乗り越えた先に、英語を武器に仕事ができるという未来が待っています。ぜひ前向きにトライしてみてください!

<TEXT/Zenyum Japan代表取締役社長 伊藤 祐>

外資系デンタルケア企業の日本法人Zenyum Japanの代表取締役社長。「口腔ケア領域で、最高のSmileのための最高のサービスを提供し続ける」という会社のミッションを推進するかたわら「グローバル企業の日本法人経営者」という新時代のキャリアを普及させるべく、講演や執筆活動に積極的に取り組んでいる。X(@TasukuIto5)、noteなどでも積極的に発信している。2023年(令和5年)3月にビジネス書〈得する説明 損する説明〉をSBクリエイティブ社より上梓。

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