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アップルの新型「MacBook Air」は買うべきか?円安で“5万円値上げ”も

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MacにiPhoneを“乗せる”連携機能が面白い

 面白いのが、MacにiPhoneを“乗せる”新しい連携機能だ。これはiPhoneの持つ先進的なカメラ機能をMacで利用するものだが、Macの筐体の上に帽子のように置かれたiPhoneがかわいらしく、コミカルな絵面となる。

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Macの画面の上に、付属品のように居座るiPhone。アタッチメントは別売となる

 iPhoneのカメラはMacに内蔵されているものよりはるかに高性能であり、広角レンズを利用して“手元動画”なども撮影できるという仕掛けだ。発想は安直だが、シチュエーションに合致すればなかなか便利な機能である。

ついに出た「M2」搭載Mac

 2020年11月に発表されたのが、独自設計による「Apple M1」チップセットと、それを利用したMacBook Air/MacBook Pro(13型)である。M1プロセッサの性能は旧来のIntel Macを凌駕し、コストパフォーマンスの高いノートパソコンとして一躍売れ筋になった。

 当初は互換性の懸念もあったが、発売から1年半が経ち、情報が出揃う形となった。サードパーティによる対応も進んだため、IntelモデルからAppleシリコンモデルへの買い替えはもはや“冒険”ではない

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デザインが変更された新しいMacBook Air。軽さだけでなく、ファンレスの静粛性も大きな魅力だ

 そんなMシリーズの2世代目「M2」チップセットがこのたび、お披露目となった。ピーク性能は「M1 Max」や「M1 Ultra」に劣るが、パフォーマンスは公称で「M1から40%向上」となっており、順当なパワーアップが施されたといえる。互換性への懸念からM1を見送ったユーザーは、これを機会にM2モデルへの買い替えを検討すべきだ

 なお、今回の「M1→M2」のアップデートは1年半をおいてのものだったが、今後のサイクルは「1年おき」か「2年おき」のどちらかになると予想される。後者であればなおのこと、今がMacBookの“買い時”かもしれない

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