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同棲目的で引越しを手伝ったのに…「破局するハメになった」アラサー男の誤算

コラム

 春は変化の季節。この時期、引越しをする人も多いですが、トラブルに遭う人も少なくありません。

引っ越し ガムテ

画像はイメージです(以下同じ)

 専門商社で営業職をしている福山一希さん(仮名・28歳)も引越しにまつわるトラブルの経験があるといいます。

年下彼女から引越しの相談を受けて…

「自分の引越しではなく、当時付き合っていた彼女の引越しでした。自分のちょっとした願望からトラブルになって、結局は彼女と別れることになってしまいました

 社会人1年目だった当時、福山さんは同じ大学のひとつ年下の後輩と付き合っていました。彼女が内定を得て、社会人になるのを控えていた頃、ある相談を受けることになったそうです。

「彼女の勤務地は都心でしたが、実家暮らしで通勤に1時間半近くかかるので、『引越したほうが良いかな?』って相談されたんです

お互い実家暮らしで半同棲に憧れた

引越し 夫婦

「自分はその話を聞いてかなり期待してしまいました。というのは自分も実家暮らしで、お互いに家が離れていたので、どちらかの実家に行くにも片道2時間以上かかっていました。外で会うことが多くて、一人暮らしの家でまったりすることに憧れがあったんです。それに、自分は仕事絡みの飲み会で遅くなることが結構あって、彼女が都内に住んでくれれば半同棲みたいになって便利だと思ったんです」

 しかし、福山さんの期待をよそに、彼女はなかなか引越しの決断ができずにいました。

「社会人になることに対して不安もあるなかで、一人暮らしを始めるのはよけいに不安だって言うんです。彼女の気持ちももちろん分かるんですが、頑張って説得することにしました。働き始めると忙しくて、なかなか引越しをする気が起きなくなるから、時間がある今のうちに引越したほうが良いとか、いろいろ話して彼女に言い聞かせたんです」

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