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地方配属で孤独な金融マン。休日も働くが“同僚との溝は深まる一方”なワケ

コラム

 核家族に1人っ子、SNSで明らかになる他人の交友事情にくわえ、果てはコロナ禍でのリモートワークの推進……。こうしたさまざまな要因によって、現代の20代はほかの世代よりも高い孤独感を抱える傾向があるそうです

孤独 男性

画像はイメージです(以下同じ)

 金融系企業で営業職に就いている川端遼さん(仮名・28歳)も、そんな孤独感に苛(さいな)まれる若者のひとり。仕事で多くの成果を出し、いわゆる出世頭のポジションにいる一方で、寂しさからは逃れることができないようです。

仲の良かった学生時代の友人たちとも…

「大学時代はバレーボールのサークルに所属していて、同期たちとはなんでも話せる親しい間柄でした。ずっとこの関係が続くものだと思っていましたし、社会人になってもこういう仲間ができるものだと思っていました

 しかし、いざ就職すると、川端さんの地方転勤による影響が色濃く出始めます。

「地方の支店に配属になると、想像していたのとはまるで違う環境が待っていました。大学の同期は東京に何人かいるものの、自分のように地方へ赴く友人も多く、住んでいる地域がバラバラになったんです。距離にくわえコロナもあって、そう簡単に集まることはできません。今では年に1回ぐらいのペースで会う程度で、普段は連絡すらほとんど取っていないんです」

誰とも会話せずに1日が終わる

職場 ブラック

 同僚との関係も、期待していたのとはほど遠い状況にあるのだとか。

「自分が配属になった支店には同期はいません。年の近い同僚はいるんですが、そもそも人数が少ないですし、入社年次による上下関係がガッツリある会社なので、心を許せるような関係性ではないんですよね

 親戚も知り合いもいない土地で、新たに友人を作る術もなく、交友関係はほぼ皆無だといいます。

「休みの日は、買い物している時にレジ袋がいるかどうかを答えたり、宅配便の配達員と言葉を交わしたりするだけ。基本的には誰とも会話せずに1日が終わります。それでも新人のころは休日が楽しみでしたが、段々と休日を辛く思うようになってきました。大学や地元の友人たちが楽しくやっている様子を見聞きするのがしんどくなって、SNSさえ開かなくなったんです

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