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彼氏のLINEに感化された30歳女性。「生き方」を見つめ直して大成するまで

コラム

 誰かの何気ない一言に突き動かされて人生がガラリと変わってしまうことがあります。今回は堅実な生き方をしていた女性が、彼氏の一言で人生が大きく好転したエピソードをご紹介します。

仕事

※画像はイメージです

「自分の人生が変わったきっかけは10年前に遡ります」。そう語るアンナさん(仮名・当時30歳)。彼女は当時、地方の病院から都心の病院へ異動してきた中堅の看護師でした。結婚前提で付き合っていた彼氏のアキヒロさん(仮名・当時30歳)もまた、都心の企業に中途採用で転職したばかりでした。

出会いのきっかけは看護師と患者

 アキヒロさんとの出会いは、アンナさんが都内に出てくる前に働いていた地元の病院でした。骨折した患者として彼は入院し、アンナさんが担当になりました。同い年であったことや学生時代にやっていた部活が一緒だったこともあって話がとても合ったそうです

 退院後に一緒に食事に行ったり、遊びに行ったりしてお付き合いがスタートしました。

「アキヒロは、幼い頃に両親を亡くして、ずっと叔父夫婦に育てられました。その影響もあってか、人生に妥協はしないタイプで、自分がコレと決めたらとにかく目標に向かって邁進するのをモットーにしていました」(アンナさん、以下同じ)

仕事にやりがいを感じられない日々

LINE

※画像は取材をもとにライターと編集部が作成(以下同じ)

「自分は、とりあえずの安定を求めて地元の看護学校へ通いました。看護師になったら食いっぱぐれる心配はないかな、と思ったからです」

 それはある意味で間違ってはいませんでした。しかし、アンナさんは地元を離れて都内の病院への異動命じられます。

「でも、仕事にやりがいを感じることはほとんどなくなっていました。“ナース”と言えば聞こえは良いかもしれませんが、キツイ仕事ではあります。アキヒロにも『この仕事にやりがい感じてる?』と聞かれたこともあります。その時、いつも答えに詰まっていました」

 もちろん、看護師にやりがいを感じている人だって大勢います、とアンナさんは付け加えました。彼と付き合うようになってから自分自身を振り返って見つめ直すことが多くなったそうです。

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