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彼女への「おはよう」LINEを怠けた25歳男性、最愛の人を失ってしまうまで

コラム

 人間にはひとつのことに没頭してしまうとそれ以外に気が回らなくなるタイプと、複数のことを同時並行できる人間の2パターンがあります。今回は、仕事に没頭しすぎるあまり、恋人のことを疎かにしてしまった男性の悲しいエピソードをご紹介します。

ショッピング デート

※画像はイメージです

繁忙期を理由にデートを何度もキャンセル

 大学時代から付き合っていた彼女と、就職後も続いていた田中さん(仮名・25歳)ですが就職してからというもの、関係が少しずつギクシャクし始めてしまったそうです。

「自分はひとつのことに没頭してしまうタイプで、複数のことを考えるのが苦手なんです。仕事が忙しい時期になると特にその傾向が酷くなってしまいます。家に帰っても次の日の仕事の段取りとか、作らなければならない資料のこととか、仕事のことばかり考えてしまって、他のことに気が回らなくなってしまうんです」

 繁忙期になると、家事はおろか、食事も取らなくなってしまう日すらあるそうです。

「だから、彼女とのデートも何度もキャンセルしてしまっていました」

日課の“おはよう”LINEも滞りがちに…

LINE

※画像は取材内容を元に編集部とライターにて作成

 田中さんと彼女の間には、付き合った当初から続いているある習慣がありました。それは起きたら「おはよう」とLINEすることです。最初は、今日は大学に来るかどうかの確認を兼ねての連絡でしたが、就職してからもそれだけは欠かさず、ずっと続いていました。

「短いやり取りですが、それで今日も頑張ろうって思えるんです。でも、始発で出張しなければいけなかったときに、ついうっかり忘れてしまって。一度途切れてしまうと、ずるずると、忘れがちになっていきました」

 別に好きな気持ちは変わっていなかったと田中さんは言いますが、彼女は寂しい思いをしていたことでしょう。

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