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バニーガールがいる「老舗会員制バー」を直撃。庶民の憧れだが“何円かかる”のか

ビジネス

 選ばれた人間がグラスを傾ける店内では、いったい誰がどんな会話が交わしているのだろうか……。「会員制」の酒場を目にすると、ついつい想像力が掻き立てられてしまう。全国の繁華街に点在する「エスカイヤクラブ」も、シルクハットにちょび髭のシルエットがモチーフの会員制飲食店だ

エスカイヤクラブ

エスカイヤクラブ

 外観からして、いかにも“大人の社交場”といった佇まいの同店、どのようなサービスが受けられるのだろうか。同店を運営する株式会社ダイワエクシードの広報担当者にコンセプトやシステムについて聞いてみた

1964年に開店したエスカイヤクラブ

 エスカイヤクラブは、都市圏を中心に14店舗を展開する高級レストランチェーンであるという。同店のモデルは、シカゴにあったエグゼクティブな紳士達がカジノやマジックをしながらお酒や食事を楽しめる「プレイボーイクラブ」という店のようだ。

「お酒を気軽に楽しめるお店が少なかった1964年当時に、弊社の創業者がプレイボーイクラブのコンセプトを忠実に再現した『エスカイヤクラブ』を作りました

 プレイボーイクラブでバニーガール姿の女性が接客していたため、エスカイヤクラブでもバニーガールが接客しているとのこと。セクシーなイメージがあるコスチュームだが、単なるお色気路線とは、一線を画すものであるようだ。

バニーガールはエロではない?

エスカイヤクラブ

高級感あふれる店内

「プレイボーイクラブのバニーガールは、エグゼクティブな紳士を相手にするので、フォーマルな環境での振る舞いについて、厳しいトレーニングを受けていたそうです。その上で、試験に合格した人だけがお店に出られるようになっていたと聞きます

 バニーガールの衣装の「あの部分」について、現代ではあまり知られていない由来があった。

「バニーガールのお尻の部分に、丸い尻尾が付いていますね。可愛さを表現するため思われていますが、実は、お客様の席に座れないようにつけられていたという説もあります。プレーボーイクラブでは、お客様との距離感についても、着席しての接客禁止などのルールがあり、破ると解雇されるほど厳しいものでした。当店も、スタッフが同席して接客することは一切なく、バニーガールは非日常の空間を彩る存在です

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