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実は便利なDropboxの機能5つ。ファイル保管だけじゃもったいない

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 オンラインストレージサービスの定番、Dropbox。ファイルの保管場所として日常的に使っていても、細かい機能までは把握していないという人も多いのではないだろうか。覚えておくと役立つDropboxの便利機能を紹介しよう。

DropBox

画像はイメージです

1:誤編集したファイルを過去に戻って復元

 間違えて編集してしまったファイルは、履歴をさかのぼって復元することができる。WindowsのエクスプローラーやMacのFinderのDropboxフォルダで、復元したいファイルの右クリックメニューから「バージョン履歴」をクリック。

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「バージョン履歴」を使うと、データを過去の状態に戻すことができる

 するとブラウザでDropboxが開き、ファイルの履歴が更新日時順に表示される。クリックすれば各バージョンの内容をプレビューでき、「復元」をクリックすれば、そのバージョンに戻すことが可能だ。

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内容の編集のほか、ファイル名の変更などの履歴も記録されている

 無料プランおよび、個人向け有料プランの「Plus」「Family」は30日以内、ビジネス用プランの場合は180日以内の復元に対応している。操作方法がシンプルでわかりやすいので、誤編集に気づいて焦っているときでも着実に作業できそうだ。いざという時のために覚えておきたい。

2:動画にも!ファイル形式を変換できる

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右クリックメニューからアクセスすれば、Dropbox.com内のそのファイルの場所がすぐに開く

 ファイル形式の変換も、外部ツールを使うことなくDropbox内でサクッと完結する。WordやPowerPointをPDFに変換したり、PDFファイルをJPGやPNGなどの画像ファイルに変換したいときに便利な機能だ。この操作はWeb上の「Dropbox.com」から行う。エクスプローラーやFinderからは、ファイルの右クリックメニューから「Dropbox.comで表示」を選ぶことで簡単に移動が可能だ。

 ファイル名の右側に表示されている「…」をクリックして、「名前を付けて保存」にマウスポインタを乗せると、変換可能なファイル形式が表示される。ファイル形式を選択すれば、変換されたファイルが元ファイルと同じフォルダ内に追加される。

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WordやPowerPointの場合、PDFのほかにJPGやPNGにも変換が可能

 さらに、100MB以内の動画ファイルの変換にも対応。Apple独自の動画形式であるMOVファイルを汎用性の高いMP4に変換したり、逆にMP4からMOVに変換したりといったことが可能だ。ファイル形式の無料変換ツールはネット上にも多数存在するが、見知らぬサイトに自分のファイルをアップロードすることに抵抗を感じる人もいるだろう。そんな場合にも安心して使うことができる。

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