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「仕事はテレビゲームだ!」出世するビジネスマンはこう考える

学び

 ゲームも、あまりにもレベルが違って先に進めないとつまらないものです。もしかしたら、あなたが今の仕事をつまらない、つらいと思っているのは、自分のレベルとマッチしていない難易度・量の仕事を振られてしまっているからかもしれません。

ビデオゲーム

 少し落ちついて、今の自分にとって適した仕事の量や難易度はどのようなものか、どうすれば今の仕事をゲームとして楽しめるレベルにまで力をつけることができるか、考えてみるのもいいかもしれませんね。

「無理やり楽しむ」ではなく「ゲームと捉える」ことが大事

 無理やり仕事を楽しむ工夫をするよりも、「仕事はゲームなのではないか」という考え方をするだけで、仕事がもっと楽しくなり、ハマれる状況になれるかもしれません。

 仕事にハマれると、ゲームと同じように、攻略サイトで攻略法を見て自分なりに改善を繰り返したりするようになるでしょう。

 そうすると、今までつらかった仕事が、その工夫を実践するのが待ちきれないくらい楽しみになり、自分の知識やスキルが身につくスピードも上がるでしょう。

 ぼく自身、「なんとか仕事をがんばらなければ……!」と思っているときは、仕事の構造がゲームと似ていることにはまったく気づいていませんでした。勝手に疲弊し、それなのに結果が出ないという悪循環にはまっていたのです。

 そのときに、「あれ、仕事ってゲームとやってること変わらないのでは?」と気づき、ひとつひとつの活動を心から楽しめることができたら、能力の向上スピードも上がっていたのではないかな、と少し後悔しています。

 若い頃から、ぜひ「仕事はゲームである」ということに気づき、自然に楽しめる人が増えることを願っています。「実は仕事って楽しいんだ!」と考えられると、楽しみながら力をつけることができますよ。

<TEXT/Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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