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外資系で必要な語学力は「中学英語」レベルと言い切れるワケ

キャリア

外資系企業でも英語表現は「中学」レベル

そのはたちえこ

ビジネス英語トレーナー・そのはたちえこ氏

 では、実際のところみなさんがビジネスシーンで使う英語とは、どんな英語でしょうか?

 ビジネス英語と聞くと「難しいイディオムをたくさん使うのでは?」「構文が複雑なのでは?」と思ってしまいがちかもしれませんが、私自身が外資系企業で英語を使って仕事をしていた時、最もよく使っていた英語表現はいずれも「中学英語」レベルの文法と、仕事上必要な語彙だけでした

 それでも十分仕事はできていましたし、むしろアメリカ人やイギリス人の同僚からは「Chiekoは、他の日本人よりも、細かいニュアンスまで英語で伝えてくれる人だ」と言われていました。

 日常会話よりずっと簡単なビジネス英語ですが、中学英語+αでビジネスシーンを乗り切るには、いくつかコツがあります。ここでは、3つのポイントをお伝えします。

英語のコツ1:日本語をシンプルにする

デート 会話

 最初のコツは「日本語をシンプルにすること」です。多くの人は日本語を直訳的に英語にしようとするので、難しい表現を使わないと言いたいことが言えないような気がしてしまっているだけのです。

 例えば、マーケティングの会議で「このままでは弊社は価格の面で競合負けしてしまいます」という意見を言いたいとしましょう。

 この時、気をつけるべきは「価格の面で」「競合負け」のような日本語の単語です。このままぴったりの英語表現を探そうとするあまり、「えーと、価格の面で? 面ってどう言ったらいいんだろう? あれ? 競合負けって何って言ったらいいんだろう……」と止まってしまって、言葉が出てこなくなってしまった、なんてことはありませんか?

 こんな時、いったん自分の言いたいことを整理するために「一歩引いて」考えてみていただきたいのです。私たちが普段使っている日本語は「大人の使う日本語、難しい日本語」です。これを、もっと「シンプルな日本語」にするとどうなるでしょうか?

「このままでは弊社は価格の面で競合負けしてしまいます」というのをよりシンプルな日本語にすると「私たちの製品は価格が高すぎる。お客様は競合の製品を買ってしまうだろう」という意味ですね。そうしたら、その「シンプルな日本語」のほうを英語にするというプロセスを踏めばいいのです。

私たちの製品は価格が高すぎる。お客様は競合の製品を買ってしまうだろう」
Our product is too expensive. The customer will buy a competitor’s product.

 このような形で表現することができるわけです。これならば「中学英語」でも、あなたの言いたいことがしっかり伝わる形になっていますよね?

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