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42歳女性課長、部下をうつ病に追い込む「パワハラ説教」の異常

学び

 パワハラやイジメなど、職場の困った存在であるモンスター上司。今回はパワハラ上司によってメンタルを壊され、休職に追い込まれたという男性に話を聞いてきました。

 佐伯優太さん(26歳)は、「うつ病」と診断されて勤務先の保険会社を休職していました。なぜ休職するにまでに至ったのでしょうか。

怒る 上司

※画像はイメージです(以下同じ)

「上司とのトラブルです。当時の上司がM課長(42歳・女性)だったのですが、社内でも有名なパワハラ上司だったんです」

恐怖!パワハラ課長が直属の上司に

「毎年、M課長の課で一人休職者が出るんです。私も噂には聞いていて、M課長の下に配属された時は数人の同僚から『大丈夫?』って心配をされました」

 そう優太さんが語るほど、同僚たちからも恐れられているM課長とは一体どのような人物なのでしょうか。

見た目は本当に普通の女性です。ハキハキとしていて、仕事もとてもよくできます。会社も仕事も大好きなので、自分のプライベートを犠牲にしてでも会社に尽くしていました。深夜残業も休日出勤もいとわず、誰もやりたがらないような面倒な仕事もやっていましたね。部長や本部長など上の人からは重宝されていました」

 話を聞くと、M課長はとてもやり手のようです。

「ただ、かなりヒステリックです。完璧主義なので、少しでも部下の仕事に落ち度があると、金切り声で説教を始めるんです。さらに使命感からなのか、『若手を育成する』と言って毎年一人をターゲットにして指導をするんです。去年は私がターゲットにされ、案の定潰れました」

本人は使命感で…悪意なきパワハラ

モンスター

 ターゲットにされると、どのような日常が待ち受けているのでしょうか。

「まず、就業時刻前に1対1で、『スケジュール確認』をされます。業務の進捗と今日の予定をM課長に報告するんですが『〇〇はいつやるの?』『▲▲はどうなってるの?』というM課長の問いに、完璧に回答できないと、金切り声&大声での説教が1時間続きます

 M課長の説教は日常的にフロア全体に響き渡っていたといいます。

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