「格安20GBプラン」携帯大手3社と全部契約して、おトク度を比べてみた
povo:1日だけの使い放題が便利
KDDIのpovo(ポヴォ)は、通話定額なしで月額2728円。必要に応じて「通話定額5分」や「データ24時間使い放題」などの機能を追加できる「トッピング」が特徴だ。
こちらもSIMカードとeSIMが提供されているが、LINEMO同様、「eSIM対応端末」として公表されている機種はごく少数だ。
今回は、auで契約中のAndroid端末「Mi 10 Lite 5G」でプラン変更を行った。手続き画面でau IDにログインして、トッピング追加の有無などを選択、確認事項への同意を行えば完了する。
My auを見ると、手続き後完了後すぐにプランが「povo」に切り替わっていた。なお、ロック画面で上端に表示される通信会社名は「povo」ではなく「au」のままだった。
ちなみに新規契約や他社からの乗り換えの場合、AndroidではSIMカードのセット後にAPNの設定が必要になる。なお、UQ mobileからの乗り換えの場合も、他社乗り換えと同様の扱いとなるようだ。
トッピングは月末に便利かも
データ通信量の確認やトッピングの申し込みなどは、専用アプリから行える。
現状で用意されているトッピングは3種類。24時間220円の「データ使い放題」を申し込んでみた。料金は通信料との合算かクレジットカード払いから選択する。
支払いを完了すればすぐに利用可能になり、アプリのトップに使い放題の利用期限が表示される。その後1日、ストリーミング配信のラジオや音楽を聴いたり、YouTube動画を見て過ごしたが、データ残量に変化はなかった。
別のトッピングとして用意されている「データ追加1GB」は550円なので、仮に1日で0.5GBしか使わなかったとしても24時間使い放題のほうが割安ということになる。月末にデータ残量が心許なくなり、今日は通信量が増えそうだなという日は積極的に使うのが賢明かもしれない。
あと、個人的には、終了時刻だけでなく「あと〇時間」の表示があるとより分かりやすい気がした。通信速度も、LINEMOと同じく日曜夕方の測定で67.9Mbpsとスマホ回線としては十分な数値を記録した。