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「撮影した写真は翌朝まで見れない」インスタと“ひと味違う”カメラアプリを使ってみた

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失敗した写真を見られないようにするには

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撮影画面で右側に表示されるのが追加先ロール。複数選択も可能だ

 Dispoでは、撮影時点で追加先のロールを選択しておくと、9時になるとすぐにロールに写真が表示される。

 ただしこの場合、ロールに参加したりフォローしたりしているユーザーの画面にも9時になると同時に写真が表示されるため、失敗した写真を誰かに見られてしまう可能性がある。

 先に自分で確認してから他のユーザーに見せたい場合は、追加先のロールを選択せずに撮影し、写真が見られるようになったら「ライブラリ」から個別に追加先ロールを選択する方法がおすすめだ

 写真をタップして大きく表示した画面で、右上の「…」→「ロールに追加」をタップして、追加先のロールを選べばよい。

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追加先ロールを指定せずに撮影すると、自分だけが見られる状態で「ライブラリ」に表示される

 ロールに追加した写真を取り下げたいときは、ロール内でその写真を表示して、右上の「…」から「削除」を選択する。この場合、写真はロール内から削除されるだけで、自分のライブラリには残されたままとなる。

スライドショーをインスタ等にシェアできる

 少々ユニークなのが、Dispoで撮影した複数の写真をスライドショーにして、Instagramなど外部のSNSにシェアできる機能だ。ライブラリ右上の「選択」をタップしてから写真を選び、「作成」をタップ。

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イチオシの写真だけを選んでスライドショー化できる

 全体の時間とフレームを選んで「Play」をタップすれば、スライドショーが再生され、その画面の「シェア」ボタンから共有先を選択できる。

「Speed」では、全体の時間を5秒から60秒の間で指定

 Dispoには撮影した写真を後から加工できる機能はない。また、外部アプリで撮った写真を追加することも不可能だ。撮影後にいくらでも加工できるスマホ写真に慣れた身からするとかなり不便に感じるが、そんな「一発勝負」こそがDispoの魅力。

 後から修正できないと思うと撮影がていねいになるし、他のユーザーの目一杯に「盛った」写真を見せられてウンザリすることもない。そんな他のSNSとは違う、ゆったり流れる時間を楽しめるSNSだ。

<TEXT/酒井麻里子>

スマホやPC、ガジェットといったデジタルアイテムや、ビジネスに役立つアプリ、日用品などに関する記事を執筆。Twitterは@sakaicat

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