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冷蔵庫を開けたら「うるせえ!」 ヤバすぎる隣人に彼女が本気で後悔したこと

コラム

 ヒット中の映画『花束みたいな恋をした』でも、恋人同士の同棲生活が描かれていますが、好きな人と暮らすだけで、なんでも楽しいと感じてしまうもの。しかし、そんな浮かれた気分を吹き飛ばすようなショッキングな出来事に遭遇してしまった女性のエピソードを紹介します。

同棲カップル

※イメージです(以下、同じ)

 関東近県にある実家に住んでいるOL・伊藤佳代子さん(仮名・29歳)。淡いグレーのニットに、ふわりとしたプリーツスカートを合わせた着こなしからは、おっとりとした印象を受けます。

「実家からの通勤がツラい!」彼氏宅に居候

「うちの職場は清掃業者が来ているのですが、週に1度は社員が早出をして、部署の掃除や机周りを掃除しなければならないんです。当時住んでいたうちの実家から、職場まではだいたい1時間半弱。通えないこともなかったのですが、週末や早出があるときは、当時の彼氏の家に前泊するようになりました」
 
 そうしているうち、半同棲のような形になっていった2人。しかし、入居時の契約では申告していない人が住んでいると契約違反になり、強制退去になってしまう可能性もあるため、佳代子さんはいつもなるべく他の住人と顔を合わせないようにしていたとか。

 間取りも1DKと狭く、次の更新期間が来たら引っ越して、正式に同棲をするつもりでいたといいます。

「彼氏のアパートには私の服や化粧品を、必要最低限だけ置いて暮らしていました。ただ、エレベーターがなく、外階段なので、どうしても同じ階に住む住人と顔を合わせることが多かったです。隣の部屋は、大柄の男性が住んでいて、コンビニ帰りなのか、よく缶チューハイが入った袋をぶら下げていましたね」

冷蔵庫のドアを開けると“壁ドン”!

引っ越し

 IT企業に勤めていた彼氏の帰宅時間は、終電を過ぎることが多く、ほかの住民と顔を合わす機会がありませんでした。佳代子さんは朝が早く、18時に退社して帰宅。実家から出て、通勤時間が短くなった分、ゆっくりと1人の時間を満喫できると思っていたのですが……。

「隣の部屋の男性が在宅のときに私が物音を立てると、聞こえるような大声で『うるせえ!』って言うんです。独り言だと思って、気にしないようにしていたのですが」

 さらに、それまで使っていなかったキッチンを使って料理をするようになると、隣人が驚きの行動に出ます。

「キッチンが隣の部屋に接しているので、冷蔵庫のドアをちょっと壁にぶつけただけで、壁をどんどんって叩いてくるんです。最初は怖くて、思わず深夜営業をしているカフェに避難しました」

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