bizSPA!フレッシュ

ゴキブリがアパートで大量発生!上京サラリーマンの引っ越しトホホ話

コラム

 春になり新生活を始まるとともに、引っ越しをする人も多いと思います。都内の食品関連会社に勤務する斎藤弘樹さん(仮名・24歳)は2年前に現在の会社に入社して、上京とともに新生活を始めることになりました。

物件探し

※イメージです(以下、同じ)

 しかし、引っ越し先のマンションは思い描いていた都会暮らしとはかけ離れていたものだったといいます……。

初めての都内一人暮らし。しかし…

「大学は大阪で実家から通っていたので、初めての1人暮らしでした。心配した親が大阪から来てくれて、なるべく家賃が安い物件がいいだろう……ってそのアパートを見つけてくれました。23区の下町エリアで間取りは1K、頭金は家賃の2か月分で家賃6万8000円。今思えば破格の値段なのですが、関西では敷金礼金が0円の物件も多いので、親も僕も高いなとおもいつつ、このくらいが妥当だろう……と思っていました。

 で、実際に住んでみると住民は1人暮らしの高齢者ばかり。下町だからかな……と思ってあまり気にしませんでした。何より、会社まで電車で10分程度で行けるというのが魅力だったんです」

 入社してほどなくしたころ、飲み会で知り合った女性と付き合うようになった斎藤さん。彼女ができてからは自宅にあまり帰らなくなったといいます。

彼女のマンションに半同棲の状態に

恋愛

「彼女は僕の勤務先から電車で20分程度の山手線の内側の駅で1人暮らしをしています。実家がお金持ちのようで、住まいは1LDKの高級マンション。僕も家に1度だけ彼女を呼んだこともあるのですが、シングルベッドで2人寝るのはさすがに狭すぎました。彼女の家はベッドも広かったので僕が泊まりに行くようになったんです。

 クローゼットも広くて『服を持ってきてもいいよ』と言われたので荷物も増えていき、半同棲状態になっていきました。自宅に帰るのは仕事の飲み会で遅くなったときだけで、夜中に帰って寝てまた出社する……という生活。なので、自分のアパート内で何が起こっているのかまったく知らなかったんです」

 斎藤さんがアパートの違和感に気が付いたのは、入社して1年ほど経った頃でした。

おすすめ記事