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仕事で失敗する人間のほうが「圧倒的に成長できる」理由

学び

「知っている」と「出来ている」の違い

ビジネスマン

 しかし、どんなことでも、まずアウトプットすることを続けていくと、「知っている」と、「やっている」「できている」の違いがよく分かるようになり、そのことによって自分の成長に気づくことができます。この「いつのまにか成長していた」という気づきと、それに伴う喜びが、次のチャレンジを呼び、さらなる成長を生み出していくのです。

 そして、本物を見極める力も養われていきます。

 内なる成長は、自惚れやプライドではなく、誇りと自信となっていくことでしょう。それが、他者からも称賛される結果を出すことに繋がります。

 成長に責任を持つ者は、あくまでも本人であって、会社や組織ではありません。組織に所属をしながらも、自らと組織を成長させるために、挑戦するべきことを常に問うことで、実務を通じて、自らを成長させることができるのだと考えます。

<TEXT/ワークスアイディ株式会社執行役員 奥西佑太>

ワークスアイディ株式会社執行役員、西日本事業部長。業務改革コンサル、デジタル戦略立案・DX支援を行うとともに、データドリブン、キャリア戦略論、働き方改革など幅広い分野の研修講師を務める。『キャンスタ編集部』では「ビジネスをもっと面白く」をコンセプトに、働く日常における“問い”について発信

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