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つまらない仕事を変える。ビジネスを面白くする3つのポイント

学び

「働く」とは、字の通り人が動くと書いて、「働く」です。会社員であれフリーランスであれ、それは変わりません。「働く」――すなわち人が動くということに、人それぞれが違う価値観を持っていることは、ごく自然のことですし、強制されるものではありません。

仕事

※イメージです(以下同じ)

 しかし、「働く」ことが辛くてつまらないという悩みを抱える人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、どう動けば、楽しんでイキイキと仕事ができるのかについて解説します。

求められるのは「ワーカー」

 今回は「働く」の原点に立ち返り、他人事として時間を使うよりも、自分事として捉えて動いてみるということについて、私なりの体験も踏まえてお話ししたいと思います。イキイキと働いている人の多くは、仕事を大なり小なり自ら作り出しています。

 世間では「地の時代」から「風の時代」へと変化していると言われており、「固定から流動」「会社・組織から個人やフリーランス」「常識から斬新なアイデア」と、自分の知識や好きなことを活かして、物理的な制約から解放され、より働きやすくなる人が増えていくと思います。

 そして、このような時代の流れに呼応するように、今の世の中で求められているのは、指揮命令に従い、忠実に実行する労役と言われる「レイバー」ではなく、意志に基づき、経験やスキルを労働市場に提供し、対価を得る「ワーカー」なのです。

 私自身が新入社員研修を実施する際に、「経営者」と「労働者」の違いについて持論をお話する場面があります。

「経営者」と「労働者」の違い

経営者

 その違いの一例を挙げると、「対価(給与)は、あがるものだ」と考えるのか、「対価(給与)は、あげるものだ」と考えるのかで、将来に得られる報酬が大きく異なるという話です。

 これからイキイキと「働く」うえで、携わっている仕事に主体的に取り組み、「自分の仕事」として考え、「自分の仕事」として行動することで、やりがいから生きがいへと変化が生まれるのではないでしょうか。

「言われたことしかしない」「言われないと進んでしない」「言われたこともしない」

 もしかすると、みなさんの会社でも思いあたる人がいるかもしれません。あるいは、ご自身の経験としても、「理不尽な仕事を押し付けられている!」と思って手が進まない場合もあるかもしれませんね。

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