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つまらない仕事を変える。ビジネスを面白くする3つのポイント

学び

やりがいが持てない人こそチャンス

 それはその方が元から「言われたことしかしない」というマインドであったかというと、決してそうではないと思います。人間関係や環境が、いつしか「働く」マインドを低下させていったのではないかと考えます。

 私自身も事案は異なりますが「働く」というやりがいが、常に高い訳ではありませんでした。

 また、これまでさまざまな人の「働く」についての相談に乗り、さまざまな局面で培った私の経験から、与えられた仕事をただこなしている方の共通点として、働くという行為そのものが将来への不安を増大させることに繋がっている傾向があると感じました。

 ただし、日頃は「言われたことしかしない」と周りから思われているのであればあるほど、ほんの少し主体的に取り組んでみるだけで、自らを取り巻く働く環境を一変させるチャンスとなるのです。

(1)お客様に喜ばれることに集中する

カフェ 接客

 ここからは主体的に仕事に取り組むための3つのポイントを紹介します

 これまで会社から教えられたプロセスや対応は、フォーマット化されたものも多いでしょう。効率的に業務として実行するという点においては有効ではありますが、喜ばれる仕事は「非効率」から生まれることもあります

 まずは、「誰の」「何のために」仕事をしているかを理解した上で、対象者に喜ばれるような仕事にアレンジしてみると良いでしょう。

 単にフォーマット化されたフローに沿って淡々と業務をこなすのではなく、そのお客様のためにちょっとしたカスタマイズを加えたり、制約のある中で“遊び心”を取り入れられるかということも、お客様を喜ばせつつ、主体的に仕事ができる要素となります。

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