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テレワークで人気爆発のソファ「ヨギボー」柔らかさの秘密と人気のワケ

ビジネス

 無印良品「体にフィットするソファ」がSNSで「人をダメにする」と話題になり、ムーブメントを巻き起こしたビーズソファ。その後、IKEA、ニトリなどの大手家具メーカーでも販売を始める中で、米国から黒船のように到来したのが「Yogibo(ヨギボー)」だ。

Yogibo

画像はYogibo公式サイトより

 Yogiboは2009年に米国で誕生したビーズソファブランド。「Yogibo Max(ヨギボーマックス)」などの1、2人用のビーズソファが主力商品。「快適すぎて動けなくなる魔法のソファ」をキャッチコピーとして、2014年より日本でも販売を始めた。

 最近はオンラインショップでの品切れも相次ぐYogiboの魅力を、日本での総代理店を勤める株式会社ウェブシャーク広報・神吉佑貴さんに語ってもらった。

柔らかさとキープ力の秘密は

 Yogiboの魅力といえば、全身が包み込まれつつも不思議と形が保持される「柔らかさ」と「キープ力」のバランスにある。まずはその黄金比の秘密を聞いてみた。

「Yogibo最大の特徴は『カバー』にあるんです。アメリカで特許も取っているんですけど、カバーの布地が360度全方位に広がるくらいに伸縮性があり、加えて土足で踏んで伸ばしても問題ないくらい丈夫なんですね。そうした伸縮性と強度を兼ね備えたカバーを採用しているのが、他社のビーズクッションと異なる点です

布地の製法が他社商品と異なる

Yogibo

Yogiboに腰掛ける神吉さん(右)と筆者(左)

 無印良品「体にフィットするソファ」などを見ればわかるが、一般にビーズクッションは座面とそれ以外の部分で布地を変えている。柔らかな布地だけではソファの形を保持できないからだ。

 しかし、伸縮性と強度を兼ね備えた布地は、そうした切り替えの必要がないのだ。そのため、360度どこから座っても柔らかく固定される、Yogiboならではの魅力が実現されたのである。

 ちなみに布地の製法は、米国本社の社長であるエヤル・レヴィ氏のみが知る秘密のレシピとのことだ。

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