ワークマンの競合、デカトロンの「390円リュック」コーデ術。コツはアイテムの色
高機能カジュアルウエア「ワークマンプラス」が競合と位置付けるフランスのスポーツブランド「デカトロン(DECATHLON)」。緊急事態宣言が明けた5月22日に日本2号店として、ついに関東上陸を果たしました(イオン幕張店1Fにオープン)。
前回、390円リュックなど衝撃的なアイテムを紹介しました。実際のところ、どうやって使いこなせば良いのでしょうか。
今回は、のべ4600人を超えるビジネスマンの買い物に同行する服のコンサルタント『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)の著者が「デカトロンとユニクロを組み合わせたコーディネート」を、お伝えします。
実践して感じたポイントは、リーズナブルなアイテムほど「全身の配色次第」で9割決まるということ。なかでも、「コントラストの強弱」が決め手になりました。
安っぽく見せないためには
390円リュックを安っぽく見せないコツは、足元にアクセントを付けること。これが最適解だと考えます。視線を足元に集めることで、リュックの安っぽさを薄める作戦です。
今回用いたユニクロアイテムはユニクロのEZYジーンズ(2017年版)。いわゆるストレッチが効いたテーパードジーンズです。これに紺のTシャツと白いスニーカーを合わせました。
10リットルというコンパクトリュックなので、その小さすぎるサイズ感を馴染ませるには、トップスとリュックの色を近づけることが大事。リュックの存在感を薄めました。
同時に、上下半身の色を近づけ足元の白スニーカーを際立たせています。全身がダークトーンですが、これからの季節を考え、白スニーカーで足元を明るい印象でまとめたのです。
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