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渋谷モディから人が消えた…原因は「サブカル化」?識者の見方は

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「100年に1度」といわれる大規模な再開発が行われている東京・渋谷駅周辺。2019年は地上35階建ての「渋谷ストリーム」、渋谷で最も高い地上47階建ての「渋谷スクランブルスクエア」など複合施設型の超高層ビルが相次いでオープンした。

渋谷モディ

渋谷モディ CC BY 4.0 photo by Kay Nagasawa

 そんななかネットでは「まるでゴーストビル」「廃墟感すごかった」と、渋谷モディの不人気ぶりを指摘する投稿が相次いでいる。

 若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体であり、「ハーバービジネスオンライン」はじめウェブメディアに多数執筆する「都市商業研究所」に話を聞いた。

2015年に「渋谷モディ」へとリニューアル

 ここにきて“100年に1度の再開発”の熱気に湧いている渋谷だが、渋谷モディの歴史をさかのぼると、1985年にオープンした「丸井渋谷店本館」が、「マルイシティ渋谷」(1998年)と名前を変えたのち、2015年に現在の業態でリニューアルオープンしている。

「もともとモディは、丸井の不振店舗を業態転換して2006年に生まれたもので、当時は丸井の子会社が運営していました。モディ誕生当時、丸井は現在よりも“百貨店+ファッションビル”という要素が強かったのですが、モディは丸井よりも“専門店街”要素が強く、よりカジュアルなテナントや雑貨店、100円ショップ、書店・CD店、サブカル・アニメ関連ショップ、サービスなどの大型専門店で構成・集客する形式を採っていました」(都市商業研究所、以下同)

 2015年の渋谷モディ誕生を皮切りに、マルイ2館体制だったマルイ柏、マルイ静岡も「マルイ+モディ」の2館体制に転換。いずれも先述の通り雑貨、書店、CD店などの大型テナントで集客する形式だった。

 現在、丸井グループ全32店舗のうち、渋谷モディ以外にも、関東には町田モディ、川越モディ、戸塚モディ(まるい食遊館戸塚店)、柏モディ、東海地方には静岡モディと計6店舗が展開されている。しかし、いずれも経営は厳しい状態だという。

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