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青春18きっぷにUターンラッシュはあるのか?東海道本線に乗って検証

 年末年始、ゴールデンウィーク、お盆になると、テレビ局や新聞社は、新幹線の駅や空港で帰省ラッシュ、Uターンラッシュなどを取材している。

湘南電車

湘南電車でスタート

 では、新幹線や在来線特急を使わない“下道”でも同様のことがあるのか。青春18きっぷを使い、正月3が日後、2020年1月4日の東海道本線に乗ってみた。

熱海で異様な雰囲気に気づく

 東海道本線はおもに東京―神戸間を結ぶ路線で、東京―熱海間はJR東日本、熱海―米原間はJR東海、米原―神戸間はJR西日本の管轄である。現在も通勤や物流などの大動脈として、欠かせない存在である。

 私は東北本線上野から9時13分発の普通電車熱海行きへ。上野駅では数少ない東海道本線方面への始発列車である。

 熱海に到着すると、普段の日より人が多いことに気づく。ほどなくJR東海の普通電車静岡行きが入線すると、前寄りの車両が混みあう。それもそのはず、電車は15両編成から5両編成に短くなったのだ。JR東海静岡エリアの車両は、すべてロングシートで長距離の旅に向かない座席だが、ラッシュ時を除き、通路にキャリーバッグが置きやすいメリットを持つ。

JR東海

211系のJR東海バージョンは、ロングシート&トイレなしが特徴

 11時14分に発車し、1時間後、興津へ。ここで始発の普通電車浜松行きに乗り換える青春18きっぷユーザーと思われる乗客が多い。そのほとんどは1人旅やグループが中心で、さすがに家族連れの姿はない。列車は5両編成から3両編成に短くなったほか、長距離運用もある車両だというのに、トイレが設置されていない。停車時間も短いので、乗車前に済ませたほうが無難である。乗客は先頭車に集中しており、2・3両目は空席が見られた。

 静岡では先ほどの列車に乗っていた乗客が乗り換え、通勤ラッシュに近い状況となる。藤枝から先は徐々に減っていたが、島田で盛り返す展開となり、終点までこの状況が続いた。

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