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名作ずらり「復刻ミニゲーム機」6選。ファミコン、プレステ…

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「メガドラミニ」はこれが面白い!

 任天堂&ソニーだけで育ってきたゲーム少年が触れることのなかったタイトルがちらほら。

『ファンタシースター』や『モンスターワールドIV』は、取り立てて珍しいデザインのゲームではないのだが、セガ派以外のゲーマーにとっては「よその国のスーパーマーケット」に来たような新鮮さがある。『ガンスターヒーローズ』は普通に遊んでも面白い傑作だ。

 ややマニア的な着眼点だが、権利関係の係争を経て未発売に終わったため「幻のゲームソフト」とも呼ばれるメガドライブ版『テトリス』を遊べるのは嬉しい。

 スーパーファミコン版に先駆けて発売された『ぷよぷよ通』がラインナップされているのも「メガドライブらしさ」だろう。

ミニハードブームは2020年代も続くのか

キン肉マン

キン肉マン マッスルタッグマッチ ©ゆでたまご・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

 レトロゲームのリバイバルブームが起こった2010年代。不朽の名作を手軽に遊べるミニハードも、ここ数年を代表するヒットアイテムとなった。

 2020年には『スーパー桃太郎電鉄II』や『PC原人』を遊べる「PCエンジン ミニ」の発売も予定されており、このブームは今後もしばらく続くことが予想される。

 1980~1990年代をゲーマーとして過ごしたオトナなら、今回挙げたなかに「これをまた遊びたい!」と思わせるタイトルが絶対にあるはず。そんな懐かしのゲームを遊びつつ2020年を過ごすのも一興ではないだろうか。

<TEXT/ジャンヤー宇都>

「平成時代の子ども文化」全般を愛するフリーライター。単著に『多摩あるある』と『オタサーの姫 〜オタク過密時代の植生学〜』(ともにTOブックス)ほか雑誌・MOOKなどに執筆

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