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パソコン仕事での「目の疲れ」に…3つの眼筋エクササイズ

学び

ピント調整を蘇らせる毛様体ケア

 人間は近いものも遠いものもくっきりと見ることができるのは眼球にある水晶体を伸び縮みさせることで入ってくる情報を調整しています。まさにカメラのようにピントを合わせる機能であり、それを可能にしているのが毛様体筋です。

 目の前のPCを見続けていると毛様体筋が同じ状態になり、いざ遠いものを見ようとしてもピントを合わせるスピードが遅れてしまうのです。

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<ピントを直す毛様体エクササイズ>

① 人差し指を突き出します

眼精疲労

② 3~5m先に別の焦点となる目標物を作ります

③ 突き出した人差し指を1秒間見ます

④ 今度は離れた目標物を1秒間見ます

⑤ ③と④を繰り返します

※5回2セット/日
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 それぞれの目標物にしっかりとピントを合わせる必要があります。焦点をすぐに変えず、1秒間しっかり見続けるようにゆっくり行いましょう。時間をかけて行えば回数が少なくとも効果が得られます。

開いて閉じて綺麗な目元を

 最後に注目したいのは眼輪筋。まぶたを閉じるための筋肉です。PC作業が続くと瞬きをする回数が一気に低下し、眼輪筋が疲れます。

 眼輪筋が疲れてしまうと目元に疲労を感じるだけでなく、目元がたるんでしまします。目元は人の目線をよくに受けやすい場所ですから、相手の受ける印象も大きく変わります。

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<綺麗な目元を作る眼輪筋エクササイズ>

① 顔の筋肉をリラックスさせます

眼精疲労

② まぶたを3秒間全力で閉じます

眼精疲労

③ まぶたを閉じたまま、眉毛を引き上げるように3秒間力を入れます

④ ②と③を交互に繰り返します

※5回2セット/日
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 実際にまぶたを閉じたり開いたりしてもいいですし、目をつぶった状態でまぶたを強く締めたり、あけるように動かしても効果があります。オフィスで周りの目が気になる時には目をつぶった状態で行ってみましょう。

 今の時代、そしてこれからの時代は絶対に眼を使う、眼を疲れさせることが当たり前です。簡単な改善方法でなるべく身体にストレスを与えないようにケアをしてあげてください。

<TEXT/ヒラガコージ>

柔道整復師/パーソナルトレーナー。スポーツクラブでインストラクターとして指導をし、現在は医療国家資格である柔道整復師の知識を生かした身体機能の改善からダイエットまで幅広いクライアントを担当するフリーランスのパーソナルトレーナーとして活動中。公式「Amebaブログ」更新中

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