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新人の仕事を倍速にするコツは「分けて教えること」

キャリア

 もう数か月もすると、あなたの職場にも新入社員が入社してきます。新入社員を育成する育成担当者のことをOJT(On-the-Job Training)指導員と呼んだり、OJTトレーナーと呼んだります。

ビジネス トーク

※画像はイメージです(以下同じ)

 今、そのOJTトレーナーは働き方改革の影響もあり、自分の業務だけでもとても忙しく、新人を育てる時間もあまり取れなくなっています。そこで、連載第2回目の今回は、OJTを通じて新人育成を速める効果的な教え方をお伝えしていきます。

 では、いったい、それはどのような教え方なのでしょうか?

一度に教えても新人は頭に入らない

 それは、「分けて教える」ということです。

 教える側としては、「一気に説明して終わらせたい」「知っていることを全部吐き出して自分の仕事に戻りたい」という思いに駆られた経験が一度や二度はあると思います。時間に追われているときは特にそうでしょう。

 しかし教わる側の新人は、多くの情報を一度に教わってもなかなか頭に入ってきません。効率を追求して、レクチャーを一気にすませようとすればするほど、実は非効率的なOJTの道に迷い込んでしまうものなのです。

 仮に、新人に教える仕事量がそれほど多くなければ、一度に教えることもできるでしょう。しかし、仕事のボリュームが大きいと、一気に知識を詰め込むのは難しくなります。そんなときは、指導者は、OJTで教える業務を分解し、順番に説明していくと習得スピードを速めることができます。

接客対応の「5つのプロセス」

 では、業務の分解はどのように行えばいいでしょうか。例えば、携帯を買いにきたお客様への接客対応の業務を例にすると、前述のように、大きく5つのプロセスに分けられます。

■接客の流れ(全体像)

1. アプローチをする
2. ニーズを把握する
3. プレゼンテーションをする
4. クロージングをかける
5. アフターフォローをする

 この例では、接客の一連のプロセスが明確に存在するので業務を分割しやすいと言えるでしょう。

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