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長風呂や熱い風呂、実は健康に悪い。医学博士が警鐘

 よかれと思って取り入れていた習慣が実は健康を蝕んでいたとしたら……。そんな考えたくもない「不都合な真実」が存在する。各分野の専門医に気になる真相を聞いた!

温泉

※写真はイメージです

半身浴は実はNG? 正しい入浴法とは?

 健康習慣として取り上げられることの多い入浴。しかし、温泉入浴指導員の資格を持ち、その効能に詳しい医学博士の一石英一郎氏は「入浴は大きな健康効果が期待できる一方で、明らかな誤解も珍しくありません」と警鐘を鳴らす。

「長風呂や熱い風呂には大きなリスクがあります。10分前後が目安で、それ以上長くなると“湯疲れ”を起こすだけでなく、肌の皮脂が流れてしまい、乾燥肌の原因に。熱すぎる風呂も気分的にはシャキッとするかもしれませんが、43℃以上だと心臓に余計な負担をかけてしまうので避けるべきです」

 また、健康法として女性を中心に支持されている半身浴も医学的には推奨できないとのこと。

「ダイエットのために行う人がいますが、痩身効果は期待できません。全身浴ではないので血流改善や水圧による血管のマッサージ作用も十分でないため、せっかくの入浴効果も半減してしまいます」

乾式サウナだと体の負担も大

 一方、近年ブームとなっているサウナはどうなのか。

「フィンランドでは健康の維持や増進にサウナが積極活用されていて、健康寿命を延ばす臨床報告もあります。ただ、北欧などでは80℃前後で湿度が高い湿式サウナが一般的ですが、日本では100℃前後で乾燥している乾式サウナが中心。

 乾式サウナのほうが体にかかる負担が大きくなるため、連続して入りすぎないなどの注意が必要です。日本体力医学会雑誌が紹介している『サウナ5分、水風呂1分を3セット』が医学的に推奨できる目安。サウナも水風呂も入りすぎは禁物です」

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