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台風19号が上陸…閉じ込められたら?千葉台風被災者に聞く

 台風19号が10月12日の土曜日から13日の日曜日にかけて、西日本から東日本に接近・上陸する。気象庁によれば、台風は暴風域を伴ったまま、非常に強い勢力を維持しており、十分な注意と警戒を呼びかけている。(10月10日13時時点)。

台風

※画像はイメージです(以下同じ)

 先月9日には台風15号が東日本に上陸。千葉県を中心に広範囲にわたって甚大な被害を及ぼしたが、今回の台風も同程度かそれ以上の暴風になるとみられる。前回被災を逃れた人々も、万全の備えが必要になるだろう。

 bizSPA!取材班では、台風15号で被災した2人にインタビュー。台風19号の被災を免れるためにはどうすれば良いか、対策を考えた。

空港で缶詰状態。公共施設で閉じ込められた

 最初に話を聞いたのは、成田空港の飲食店で勤務する村上信さん(仮名・31歳)。台風明けの9日、バス・鉄道などの交通機関が運休し、成田空港は「陸の孤島」と化した。

「ライフラインがいつ復旧するかわからないので、帰れるか不安でした。私の使っている京成線は、その日のうちに復旧して夕方には帰れたのですが、JRを利用している人は終日運休とのことで大変そうでした」

 成田空港では9日午前中に滑走路の運用を再開したが、交通機関が復旧しないまま到着便の利用者が流れ込み、最大1万3300人が足止めされる事態に。

「プライベートな空間がないのがストレスでした。ただ、環境的には恵まれていたのではと思ってます。2011年の地震の時もそうでしたが、空港側から乾パン・水・寝袋などの配給がありましたし、停電もしませんでした」

 運営する成田国際空港によると、被災者に寝袋1万8000個、ペットボトルの水2万本ほか、クラッカーが配布された。

「閉じ込められている最中は、今後の空港の対応や交通機関の状況などの情報収集をしていました。また、携帯とパソコンの充電もできましした」

 今や情報取集にあたって、スマートフォンやパソコンなどの電子機器は必需品。空港では発着ロビーやラウンジにコンセントが用意されているが、駅構内や街中で電源を確保するのは難しい。万が一の事態に備えて、大容量タイプのモバイルバッテリーを忍ばせておくと良いかもしれない。

事前の準備と心構えが大切。千葉停電、被災者の声

停電 ろうそく

 次に話を聞いたのは千葉県・八街市に住む川田太郎さん(仮名・32歳)。八街市は台風15号で停電被害に遭った地域のひとつ。「何より事前の準備が必要だと思いました」と、当時の状況を振り返る。

「定番ですが水、食料はかなり重要だと感じました。加えて今回は熱帯夜が続いたので、暑さ対策も必要でした。停電被害に関していえば、電波が届かないことがツラかったです。私の地域は3日で復旧したのですが、携帯電話が使えなかったり、ネットに全く繋がらないことが多く、情報収集も一苦労でした」

 川田さんは後日、携帯ラジオを今後のためにゲットしたそうだ。

「特に今回は停電だけで、ガスも使えたし、断水もなかったからよかったですけど、もっとひどい状況もありえたと思うとゾッとします。天災で起こりうる様々な事態に対して、事前の準備や心構えを持つことは、本当に必要だと思います」

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