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「変態」な部分は誰にでもある…玉城ティナが語る、演技と学生時代

暮らし

嘘をつかないことが何よりも大事

玉城ティナ

――実際、高校の同級生で共演者でもある飯豊まりえさんからは、「高校時代の玉城さんはクラスの人気者でかなりモテていた」というお話もあったそうですが、自覚はありましたか?

玉城:私としては、「その話も本当? そうだっけ?」みたいな感じですよ(笑)。おそらく、そのことを自分では特に重要視してなかったんでしょうね。確かに、女子同士の間で取り合われたりすることもありましたけど、わりと自由にグループを行き来して過ごしていました。

――10代からお仕事を始めているので、21歳にしてすでにキャリアも長いですが、仕事をするうえで大事にしていることは何ですか?

玉城:まずは、嘘をつかないこと。というのも、嘘をつくと表現するうえでもモヤがかかってしまいますから。あとは、自分が選んだ仕事とやると決めたことは、きちんとやり通すこと。当たり前のことですが、何事においても真剣に取り組むことは大切ですよね。それから、できるだけ物事をいろいろな角度から見ることも忘れないようにしています。

人からもらった言葉を忘れてしまう

惡の華

――これまでに仕事で悩んだり、壁にぶつかったりしたこともあったと思いますが、同じような思いをしている読者へアドバイスがあればお願いします。

玉城:自分よりもいろんな経験をしている人の話を聞くことですね。そうすると、自分ひとりで考えているよりも選択肢が増えますし、ちょっとしたことに気が付けたり、意外な解決策が見つかったりすることもあるので。

 ただ、むやみやたらに自分の話をするのではなく、自分がなりたいと思う人や尊敬できる人の近くにいて話をすることが大事だと思います。

――玉城さんは誰かの言葉に救われた経験もありますか?

玉城:ここが私のダメだなと思うところなんですが、人からもらった言葉を結構すぐに忘れてしまうんです(笑)。とはいえ、そのときはすごく良い言葉だなと思ってメモまでしているんですが、気がついたら自分のものとして吸収してしまっているみたいで、思い出せないんですよね……。

 ただ、人からの言葉で人は勇気づけられるんだなと教えられましたし、私も誰かのそういう人でありたいという気持ちはあります。

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