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今井翼が語る、初めての“プライベートな部分”「いい経験だけが人生ではない」

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 俳優、歌手としてだけでなく、ダンサーとしても観客を魅了している今井翼さん(40)。現在、FODで配信中のドキュメンタリー『#休暇今井』では、プライベートな一面を明かしていると話題になっています。

今井翼

今井翼さん

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 本作は「最高の時間の過ごし方とは何なのか」をコンセプトに、休暇中の今井さんに密着。会いたかった人とゆっくり話をしたり、自宅を初公開したりと、素の今井さんが堪能できる内容となっています。そこで、撮影中の思い出や休みで大事にしていること、そして苦しい時期の乗り越え方などについて、お話いただきました。

原点に身を置くことで、自分を見つめ直せた

今井翼

(c)フジテレビ/松竹

――最初に、この企画のお話があったときは、どんなお気持ちでしたか?

今井翼(以下、今井):ここまでプライベートな部分を表に出すことはなかったので、まずは“素の僕”を楽しんでいただけたらいいなと思いました。30代最後の年に、こういう企画ができてよかったです。

――休暇の内容については、すべてご自身で提案されたのでしょうか。

今井:基本的にはそうですね。僕が会いたかった方を提案させていただきました。あとは、母校に行ったり、キャンプや料理をしてみたり。地元の藤沢では、原点となる場所に身を置くことで蘇るものはありましたし、自分を見つめ直す時間を持つことで、いろんな発見もありました。

僕にとっての恩師は…

今井翼

――今回、やってみてよかったなと思ったことはありましたか?

今井:興味はあっても機会がなかったキャンプができたのは、楽しかったですね。料理も家でする料理とはまた違ったので、その場でアレンジしながら作っていく過程は面白かったです。そういう意味でも、いろんな初めてがあった時間でした。

――過去を振り返るなかで、若いうちに経験しておいてよかったなと感じたことがあれば、教えてください。

今井:山田洋次監督との出会いです。愛のある厳しさがある方なので、山田監督のおかげで俳優としての自覚が芽生えました。僕にとっては、恩師でもあります。プライベートでも山田組のみなさんと一緒に旅行したことがありますが、お芝居のことを含めていろんなお話をさせていただけるので、山田監督は本当に大切な存在です。

 今回は、「芝居をするうえで俳優として何を大事にするべきなのか」など、改めて聞きたいと思っていたお話ができたので、とても温かい時間を過ごすことができました。

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